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第707話

مؤلف: 浮島
だが、たいてい電話に出るときは澄依のそばにいて、バルコニーに出て少しでも長く通話していると、澄依がすぐに拗ねてしまう。

結局、落ち着いて話すこともできず、毎回慌ただしく電話を切ることになっていた。

そんなことが続くうちに、佑人のほうも、自分が彼女の仕事の邪魔をしているのだと思うようになり、次第に電話の頻度は減っていった。

最後に電話をしたのは、一昨日だった。

瑠々はスマホを握ったまま、相馬の膝から降りようとする。

だが相馬は彼女の腰を押さえ、低い声で言った。

「ここで出ればいい」

瑠々は眉をひそめる。

「......それはさすがに無理でしょ」

相馬は軽く笑う。

「何が?僕も聞きたいんだが」

瑠々はスマホを握りしめ、少し迷った末に言った。

「じゃあ、声は出さないで」

相馬は薄く笑ったまま、何も答えない。

電話に出ると、向こうからはいつもと変わらない挨拶が聞こえてきた。

今回も佑人が瑛司のスマホを使ってかけてきており、瑠々は柔らかな声で応じる。

至近距離で瑠々の顔を見つめ、そのいつも以上に優しい声を聞きながら、相馬の眼差しは次第に沈んでいった。

瑠々は澄依
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