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20.ライルの秘密

Auteur: satomi
last update Date de publication: 2025-11-17 07:25:54

「いらっしゃい、エヴァンス嬢!今日は大事な話があるのよ~。実は、ライルなんだけど、精神が乱れると狼化するのよ~。嘘みたいでしょ?でも、バイトちゃん2号の子供の方はライルが小さい時の筋肉の感じを参考にしてるわ。あ、誰でも触れるわけじゃないのよ?」

「お母様だからですか?」

「違う違う!野生だもの。睨めっこよ。睨めっこに勝った方が序列で上になるの。バイトちゃん・改はブロック様を参考にしてるわ。あ、痴女みたいでしょ?私も思ったわよ?でもそこは「狼が相手」って気をしっかり持ったのよ。ちなみに、ライルはバイトちゃん・改を赤子の時から一緒にいたから大好きなのよ~。私が狼を嫌いにならないようにって無理矢理傍に置いたんだけど」

 ガイヤード様もシルフ様もブロック様まで反対したわね。懐かしいわ。

「ブロック様が狼化した自分の事を嫌いだったみたいで、そんな風にならないように、傍においてたの。そしたら私に譲ってくれなくて、そんなだからバイトちゃん2号とその子を作製。ライルにも協力してもらったわ。ライルがスパルタでね。なかなか作製したものにOK出してくれないのよ。「きんにくのつきかたがちがう」とか?」

「大
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Commentaires (1)
goodnovel comment avatar
buchi
エヴァンス嬢にライルが狼化する話しや王族ね秘密を話したんだね!そして、狼化したライルに触れるには睨めっこに勝って序列をハッキリさせる必要がある事と。狼化はライルの精神が不安定になった時になると伝えたんだね!エヴァンス嬢は、初めは信じて無かったけど、ライルは、エヴァンス嬢に見せる行為で精神的に不安定になり、狼化が始まったんだね笑笑。
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     昔は王妃殿下に媚薬を盛られたりしたなぁ。懐かしい思い出よね。でも、それでライルを授かったんだからそれもアリかしら? あ、エヴァンス嬢と王妃様にお茶のお誘いの手紙を出さないと!議題は『夫婦のカタチ』よ! 王妃様……エヴァンス嬢に媚薬盛らないわよね?あの二人は若いからそのうち子供出来ると思うけど。「王太子妃殿下?いらっしゃいますか?エヴァンスです」 あらまあ他人行儀。「やだわ、エヴァンス嬢。‘お義母様’って呼んでよ~。王太子妃殿下なんて長いじゃない!で、どうしたの?」 やや赤面した感じね。「あのー。新婚というのはどういう感じなのですか?」「私も昔王妃殿下に聞いたわ~。誰しもが通る道って感じね。王妃殿下は毎日陛下が尻尾とか耳とか出して途中で完全に狼化しないかドキドキだったみたいよ。で、朝に人の姿でスヤスヤ寝てる姿を見ると安心するんですって。私もそんな感じかなぁ」「そういうもんなのですか?」「そういうもののようよ。他に何か質問はある?」「新婚期間てどのくらいなのですか?」「一般的には3か月って言われてるけど、人それぞれかなぁ?私はそのくらいだったけど、淡白な人だったら初夜で終わりって人もいるかも」「それはそれで新婚なのに……ってなりますね」「あ、そういえば私とエヴァンス嬢と王妃殿下でお茶会しようと思ってお誘いの手紙を送ったんだけど届いているかしら?新婚さんだからってライルが握りつぶしてたりしないわよね?」「ライル様ならあり得るかもです。独占欲が強いようで……」 赤面で恥ずかしがるエヴァンス嬢は可愛いわね。ライルの気持ちもわかるけど、母の気持ちもわかってほしいわ。エヴァンス嬢をいびろうとしているわけじゃないし。「口頭で伝えるわ。来月の3日に王宮の庭でお茶会をします。是非参加してください。ライルが不参加の返事を出している可能性もあるわね」 ライルの独占欲なんかきつそう。しかも今は新婚だし。「あ、無理しなくていいからね!ライルと仲良くしてね!仲良くしてくれてありがとう」 あのテーマならエヴァンス嬢がいなくてもいいのよね。むしろ新婚さんに聞かせる話の内容じゃないのかも『夫婦のカタチ』。   お茶会でやっぱり王妃殿下はエヴァンス嬢のお茶に媚薬を盛るつもりだったみたいで、彼女の不参加に残念そうでした。「ライルとエヴァンス嬢の披露宴の時

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  • 婚約破棄したら殿下は狼男だった。   20.ライルの秘密

    「いらっしゃい、エヴァンス嬢!今日は大事な話があるのよ~。実は、ライルなんだけど、精神が乱れると狼化するのよ~。嘘みたいでしょ?でも、バイトちゃん2号の子供の方はライルが小さい時の筋肉の感じを参考にしてるわ。あ、誰でも触れるわけじゃないのよ?」「お母様だからですか?」「違う違う!野生だもの。睨めっこよ。睨めっこに勝った方が序列で上になるの。バイトちゃん・改はブロック様を参考にしてるわ。あ、痴女みたいでしょ?私も思ったわよ?でもそこは「狼が相手」って気をしっかり持ったのよ。ちなみに、ライルはバイトちゃん・改を赤子の時から一緒にいたから大好きなのよ~。私が狼を嫌いにならないようにって無理矢理傍に置いたんだけど」 ガイヤード様もシルフ様もブロック様まで反対したわね。懐かしいわ。「ブロック様が狼化した自分の事を嫌いだったみたいで、そんな風にならないように、傍においてたの。そしたら私に譲ってくれなくて、そんなだからバイトちゃん2号とその子を作製。ライルにも協力してもらったわ。ライルがスパルタでね。なかなか作製したものにOK出してくれないのよ。「きんにくのつきかたがちがう」とか?」「大変だったんですね」「そうなのよ。小さい子って残酷よね。無邪気に言ってくるから、こっちにはグサっと刺さるのよ」「それで、この物語は終了ですか?もっとなんかこうグッとくるものがあるといいんですけどね」 エヴァンス嬢が信じてくれない……。そうだよね、荒唐無稽な話だものね。そんなこともあると思ってブロック様の許可は貰ってるわよ!「ライルはいるかしら?誰か、ライルを呼んできてくれる?」 しばらくするとライルが着ました。「母上、なんの用ですか?今、私はガイヤードに剣術を教えてもらっていた所だったんだけど?」 やっぱり上に立つものは強くないとね。軟弱なトップって嫌ですよ。「エヴァンス嬢にライルのというか王家の呪い(私は可愛いから好きなんだけど)の話をしたんだけど、信じてくれないのよ」「はぁ、それで母上は百聞は一見に如かずと思っているのですか?」「流石ライルね~!ご名答よ」「私の精神が乱れない限りは……」「ライル……残念なことだけど、エヴァンス嬢に話すってだけで動揺したのかしら?耳が可愛らしいわよ?」 ライルは自分の耳が頭の上から生えている事、尻尾が生えている事を確認しまし

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    「王太子妃様がその縫いぐるみを作ったんですの?素晴らしいわ。是非、うちの子(小型犬)をモデルにした縫いぐるみも作っていただきたいわぁ」 バイトちゃん・改とかを褒めればライルとの婚約の道が広がると思っているのかしら?そんな簡単なものじゃないけど?「私が作った縫いぐるみはどれだけリアルにできるかを追求していますの。私が作っている縫いぐるみは狼ですので猟師の方から毛皮を譲っていただき作っているんですけれど…貴女が飼っている仔犬の毛皮はありませんでしょう?作れませんわ。残念です」 わざとに残念そうに振舞う。それに小型犬と触れ合うのは面倒ですしね。無駄に吠えて煩いですし。大人しくしていませんもの。ブロック様やライルは本当に優秀なモデルでしたわ。「あら、急用が……大変。そうですの?急ぎ家に戻りますわ。すみませんが失礼いたします!」 本当に失礼なお方。向こうから私とのお茶会を望んできたというのに、向こうの勝手でお開きとするなんて。 おそらく、飼ってる仔犬の毛皮ってあたりで気分が悪くなったのかしら? 私も小型犬との触れ合いなんて嫌ですけど。 空いてしまった時間は王太子妃教育が終わったエヴァンス嬢とお茶会をすることとしました。「全く、小型犬の縫いぐるみなんか作りたくありませんわ、正直なところ」「そうですよね。小型犬の筋肉の付き方なんかどうでもいいとか思ってしまいますわ」「そうよね。見た目もそんなでもないし、筋肉あるの?とか思っちゃう」「わかりますわ。それで作るために触れあわなきゃとかサイテー。テンションも下がりますね」「そうなのよ!」 私は淑女にあるまじきことだけれど、テーブルを叩くようにして立ち上がってしまいました。「テンションって大事よね。バイトちゃんを作る時は針が指に刺さろうともよかったけど、テンションが下がってるときは針が刺さったらやる気もなくなるわ」「ですよね」 エヴァンス嬢ならライルの事情(王家の事情)を話してもいいんじゃないかと思うけど、ことは王家の事だから、ブロック様とも相談しようと思います。 その日の夕食の後、ブロック様に相談をしました。「私から相談があります。ライルの狼化するという事をエヴァンス嬢に話してもいいのではないかと思うのですがどうでしょうか?エヴァンス嬢は最初から大型犬が好きで、私の趣味(バイトちゃん作製)について

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     改めての王命で「ヘレン=フローレンスはブロック=ウォルフォードの婚約者とする」という書簡が実家に届けられました。「我が娘は王城で何をしたんだ?まさかの粗相?」 久々に実家に帰ってきたというのにそんな辛辣なことを言われるとは…。「よくわからないわよ。私は普通に殿下の侍女として生活してたわよ」 普通……かどうかはわからないわね。狼化した殿下を撫でまわしたり、一緒に散歩したりしてたし。強くて、人じゃ敵わない大型犬みたいな? バイトちゃん・改もかなりの出来になったわ。これも殿下のおかげよ。筋肉の感じとか肉球の感じがしっかりとわかったからね。……耳と尻尾は別物だけど。 殿下はどういう気で

  • 婚約破棄したら殿下は狼男だった。   6.狼(ブロック殿下)とのふれあい

     そんなことを話しているというのに、殿下が狼化を始められた! 私としてはチャンス到来です!完全狼化した殿下を触り放題です。シルフ様に睨まれるんですが…。「殿下…、あの耳が可愛らしい感じです。中途半端な状態だと触る事ができないんですよね~。生殺しって感じです」「俺は普通にしているだけだ。今回狼化した原因はなんだろう?」「「殿下の精神の乱れでしょう?」」 私の声とガイヤード様の声が合わさりました。「殿下の事をアレコレ詮索していたから、気に障ったんじゃないかと思いますが?その程度で。俺なら女性関係を咎められようとも通常運転できる自信がある!」「それは貴方が不誠実だからですよ!」「シ

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    「全く、簡単に媚薬なんかに引っかかって…」 まさか王妃様がそのような卑怯な真似をするとは思わないでしょう? 私の理性的な考えとはうらはらに、「熱い」と言って服を脱ぎ始める始末。「この部屋に夫である俺だけで良かったよな。全く手が焼けるなぁ?」 本当にそう思ってるのか?楽しそうにしてるじゃないですか!楽しそうに尻尾が左右に触れてるんですけど? 気づくと全裸でベッドにいました。不覚。凹む。 隣には幸せそうに寝ているブロック様がいた。まだ完全にヒト化が済んでいないのか犬耳と尻尾丸出しの姿で寝ていた。 凹んだ気持ちを浮上させるためにも犬耳と尻尾を触り放題触った。「おい、それはなぁ。敏感

  • 婚約破棄したら殿下は狼男だった。   17.バイトちゃん2号の親子狼

     しかしまぁ、バイトちゃん・改は譲ってくれないのかぁ。結構思い出の品なんだけどなぁ。ライルが狼嫌いにならないように傍に置いたんだけど、譲ってくれないんだもんなぁ。 その後、ライルは度々仔狼になることがあり、その度にモフモフ堪能し、筋肉の具合を確認。バイトちゃん2号の筋肉の感じもライルに合格をいただきました。ライルの方が狼の筋肉の感じとかもう、英才教育だからね。  バイトちゃん2号の仔狼バージョンですが、やはり最高級の毛皮を知り合いの猟師さんに譲っていただき手縫いで作り上げました。日々仔狼化したライルと触れ合っていた成果が出たというものです。 ガイヤード様もシルフ様もその情熱を他の事に

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