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第6話

Penulis: キープ
あのピンク色のスマホを手に、迅は警察へ駆け込んだ。

充希と、あの男をまとめて地獄へ叩き落としてやるつもりだった。

だが、一歩遅かった。

充希はすでに、偽の精神鑑定書と事前に手を回していたコネを使って、ひとまず法の裁きから逃れていた。

彼女が送られたのは刑務所ではなく、精神科病院だった。

法の裁きに委ねる道は、当面閉ざされた。

そうなって、迅の頭に残ったものはひとつだけだった。

私を見つけること。

私の前で懺悔し、ひざまずいて許しを乞うこと。

彼は狂ったように私を捜し始めた。

眠ることも、休むこともなく。

数日もたたないうちに、彼は人の形をしているだけの亡霊みたいになっていた。

無精ひげは伸び放題で、目は血走り、身につけているのは、あの日の血のついたままのシャツだった。

彼は何度も何度も私に電話をかけたが、返ってくるのはいつだって冷たい呼び出し音だけだった。

彼の連絡先はすべて、私はすでにブロックしていた。

彼は、かつて私たちが一緒に訪れた場所を一つ残らず回った。

初めてデートしたレストラン。

最初の映画を観た映画館。

婚約を交わした山の頂。

けれど
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