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第8話

مؤلف: ソコソコ
その瞬間、私の目の前は真っ暗になった。

日が沈み、人々が散っていく中、私は全身血まみれの白を抱きしめ、悲しみに打ちのめされていた。

涙がその毛を濡らし、血と混ざり合っていっそう哀れな姿に見えた。

私はそっとその頭を撫でた。けれどその体はすでに冷たく硬直し、だらりと首を垂れるだけで、二度とあの嬉しそうに振ってくれた尻尾を見せてはくれない。

心が張り裂けそうなほど痛んで、私は力なく口を開いたけれど、言葉を紡ぐ力さえ残っていなかった。

私が至らなかったのだ。私が、この子を守ってやれなかったのだ。

私は中庭に穴を掘り、その中に白を埋めた。

夜半、見慣れた腕が背後から再び私の腰に回された。

行舟が私の体に寄り添いながら言った。

「たかが犬一匹死んだくらいで、そこまで悲しむな。また似たような子犬を探してきてやるから」

似ていたところで、何になるというのだろう。似ていても、それは私の白ではない。

それに、若吟があれほど犬を嫌っているのなら、この先行舟が新たに犬を見つけてきたとして、若吟がまた同じことを繰り返さないとどうして言えるだろう。

私は何も言わず、ただ体を横へずらした。

部屋の中が一瞬静まり返った後、行舟はまた自分から口を開いた。

「明日、朕は若吟を連れて行宮へ休養に行こうと思う。あそこの冷泉は傷の治りを早めるという。

お前も一緒に来い。ちょうどお前も傷を負っているのだから」

私はきっぱりと断った。

「参らずともよろしいでしょうか。私には片付けねばならない用がございます」

私が断るとは思っていなかったのか、行舟は問い詰めるように尋ねた。

「何の用だ」

私は感情を押し殺し、真剣に行舟に答えた。

「陛下、私はこれまで、あなたに何かをお願いしたことなど一度もございません。初めてお願いしたのは、私の飼っていた犬を助けてほしいということでしたが、あなたは聞き入れてはくださいませんでした。

二つ目のお願いは、どうか行宮へお供しないことをお許しいただきたいのです」

私のあまりに真剣な口ぶりに、行舟はいくらか驚いた様子を見せた。

しばらく沈黙したのち、おそらく私がまだ犬のことで怒っていて若吟に会いたくないだけだと思ったのだろう、行舟は再び口を開いた。

「若吟は少し我儘なだけで、根は悪い娘ではない。あまりあの者のことを気にするな」

気にする?

私に、柳様のことをとやかく言えるような立場など、いつあったというのだろう。私にいつ、柳様と張り合う余地があったというのだろう。

私は何も言わず、ただ自嘲気味に微笑むだけだった。

私の浮かない顔を見て、行舟はとうとう折れた。

「そこまで行きたくないというのなら、この宮で朕の帰りを待っているがいい」

私は目を閉じた。

いいえ、もう待たない。

陛下。明月は、もう二度とあなたの帰りを待つことはないわ。

翌朝早く、行舟は若吟を連れて行宮へ発つため、早くに起き出した。

出発の前、私は久しぶりに行舟を呼び止めた。

「陛下」

行舟が振り返り、私を見た。その眉目は変わらず昔と同じように秀麗で、浮世離れした美しさを保っていた。

けれど私は知っていた。行舟はもうとうに、昔の行舟とは違ってしまったのだと。

私はただ微笑んだ。

「此度の行宮へのお出まし、どうかご自愛くださいませ」

行舟は眉をひそめた。

「分かっている。お前もな」

私は答えなかった。ただ額を床につけ、深々と叩頭の礼をとった。

「陛下、柳様とどうか仲良く、末永くお幸せでありますよう」

行舟は私のその振る舞いに戸惑ったようだったが、若吟を待たせるのを恐れてか、それ以上は問わず急ぎ足で去っていった。

その後ろ姿を見送りながら、私は微笑んで、心の中で最後の別れを告げた。

縁は尽き、鏡は砕け、朝露のようにはかない日々も、もう過ぎ去った。ともに白髪になるまで添い遂げるはずだった願いも、今ではただ別れを惜しむだけのものだ。

どうか食事をきちんと取り、私のことは忘れて。流れる水が二度と元へ戻らないように、あなたとはこれで永遠のお別れ。

これから先、行舟と私が再び会うことは、もうない。

私はすでに準備しておいた荷物を持って、内務府へ宮を出るための通行札を受け取りに向かった。

署名を済ませると宮を出る女官たちの列に加わり、ゆっくりと宮門へと歩いていった。

道すがら、人々はまだ噂話に花を咲かせていた。行舟が若吟のためにわざわざ三日も政務を休み、皇族しか使えない冷泉へ直々に連れて行ったのだと。

この分では、若吟が皇后の座に就くのももはや時間の問題なのだろう。

私は俯いたまま、まるでその声が耳に入らないかのように、ただ少しずつ近づいてくる宮門だけを見つめていた。

列に並ぶ人はだんだんと少なくなり、ついに私の番が来た。

これまでの二十数年の光景が、走馬灯のように目の前を駆け巡った。今日という日を境に、これらすべてが私の人生から完全に切り離される。

私は手にした通行札を見張りの衛兵に差し出した。代わりに返却された自分の女官としての身分を示す証文を受け取ると、この手でそれを粉々に引き裂いた。

宮門が大きく開かれる。私は一切の未練を捨て、宮門の外へと迷いなく歩き出した。

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