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4.美緒なら分かるだろ

Author: 中岡 始
last update publish date: 2026-05-03 12:42:27

怜央からのメッセージは、短かった。

莉奈の資料、今日中に見られる?

美緒は、ダイニングのテーブルに広げた企画書を前にして、その文字をしばらく見つめていた。

今日中に。

莉奈が言った「ちょっと相談」という言葉より、その四文字はずっと重かった。けれど、怜央からの頼みだと思うと、重いと感じる自分の方が間違っているような気がした。

窓の外では、庭の木々が夕方の光を受けて暗い影を落とし始めている。昼間には明るく見えた苔の色も、今は深く沈み、飛び石の縁だけがかすかに白く浮いていた。古い振り子時計の音が、廊下の奥から一定の間隔で届く。家の中は静かだった。佳乃子は自室に戻り、宗一郎はまだ会社から帰っていない。莉奈の華やかな香水の匂いだけが、居間の空気に薄く残っている。

テーブルの上には、莉奈が置いていった資料が広がっていた。

久世物産・秋の地域特産ギフトフェア。

表紙は明るかった。柿色と葡萄色を使った季節感のあるデザインに、地元の老舗菓子や酒造メーカーの商品写真が並んでいる。若い女性が手に取っても重く見えないよう、文字も軽やかで、余白も多い。莉奈が言った通り、見せ方はうまかった。古い、堅い、贈答品ばかりという久世物産の印象を変えたいという意図も、確かに伝わってくる。

けれど、明るいぶんだけ、その下に沈んでいる数字の空白が、美緒にはかえって目立って見えた。

原価の欄は一部が空欄のままだった。販促費は「概算」と書かれているが、撮影費も、限定パッケージの制作費も、インフルエンサーへの謝礼も、どこまで含まれているのか分からない。百貨店側の手数料率は古い資料のものかもしれない。発注予定数は過去の催事実績より高く、売上見込みだけが大きく伸びている。だが、在庫が残った場合の処理については、何も書かれていなかった。

少し整えるだけ。

そう思おうとした。莉奈の企画を否定したいわけではない。怜央が困らないように、数字の抜けを少し確認するだけ。元銀行員なのだから、こういう表を見るのは苦手ではない。自分が口を出すほどのことではなく、ただ、見落としを拾っておけばいい。

けれど、少しで済む資料ではないことを、美緒の目はもう知っていた。

美緒はスマホの返信欄を開いた。

どの範囲まで確認すればいいですか。

そう打って、すぐに消した。

堅苦しすぎる気がした。怜央はただ、妻に少し頼んでいるだけなのかもしれない。そこへ業務の範囲を確認するような返しをするのは、角が立つ。夫婦なのだから。家族なのだから。莉奈の資料でも、怜央が役員会で使うなら、久世家のためでもあるのだから。

美緒は短く打ち直した。

確認しています。

送信すると、すぐに既読がついた。

助かる。帰ったら見る。

助かる。

その三文字だけで、美緒の胸は少し緩んだ。緩んでしまう自分を、彼女はまだ責めなかった。

怜央に必要とされている。自分が見れば、怜央の役に立つ。妻として、夫を支えられる。その実感は、久世家の中で自分の居場所を確かめる数少ない手がかりだった。

美緒は企画書を一枚ずつ重ね直し、台所へ向かった。夕食の支度をしなければならない。怜央が帰ってきたときに、食卓が整っていること。佳乃子の分も、宗一郎の分も用意されていること。資料を読むのは、そのあとでいい。そう考えながら、冷蔵庫から下ごしらえしておいた食材を取り出した。

包丁を握る手は、少し重かった。

玉ねぎを薄く切り、鍋に火を入れる。味噌汁の出汁を温め直し、焼き魚をグリルに入れる。小鉢を並べ、箸置きを置く。動きはいつも通りだった。身体が覚えている。けれど頭の端では、ずっと資料の数字が浮かんでいた。

販促費。

原価率。

手数料。

在庫。

役員会。

怜央が帰宅したのは、夜八時前だった。

玄関の扉が開く音がして、美緒はすぐに手を拭いた。廊下へ出ると、怜央が靴を脱いでいるところだった。ネイビーのスーツは朝と同じように整っていたが、ネクタイは少し緩み、髪には外の空気をまとったような乱れがある。腕時計の銀色が玄関の灯りを受けて光った。ほのかな香水と、会食の店でついたのか、かすかな煙草の匂いが混ざっていた。

怜央は顔を上げると、軽く笑った。

「ただいま」

「おかえりなさい」

美緒は鞄を受け取ろうとした。怜央は一度渡しかけて、スマホを取り出しながら片手で差し出す。いつもの動作だった。自然で、悪意はない。だからこそ、美緒も自然に受け取ってしまう。

「今日、母さんの客あったんだろ。大丈夫だった?」

その言葉に、美緒はほんの少し嬉しくなった。

怜央が、今日の自分を気にしてくれた。

「はい。無事に終わりました」

「母さん、機嫌悪くなかった?」

美緒は小さく瞬きをした。

大丈夫だったか、と聞かれた瞬間、美緒はほんの少し嬉しかった。けれど怜央が心配していたのは、美緒の疲れではなく、佳乃子の機嫌だった。

そのことに気づいた胸の奥が、わずかに冷える。

けれど、美緒はすぐに打ち消した。怜央も忙しい。外で若専務として会食に出て、取引先に気を遣って、会社のことを背負っている。家の中のことを細かく聞く余裕などないのだろう。佳乃子の機嫌を気にするのも、家を円滑に回すためには当然のことだ。

「問題ありませんでした。皆さまにも、喜んでいただけたと思います」

「ならよかった」

怜央は心底ほっとしたように笑った。

その笑顔は、やはり魅力的だった。整った顔立ちに少し疲れが滲むと、外で頑張ってきた人のように見える。美緒はその表情を見るたび、支えたいと思ってしまう。自分がもう少しうまくできれば、怜央はもっと楽になるのかもしれないと考えてしまう。

「夕食、温めますね」

「うん。先に着替えてくる」

怜央は階段へ向かった。美緒は鞄を所定の場所に置き、スーツの上着を受け取る準備をしてから、ダイニングへ戻った。

食卓には、夕食の皿と、莉奈の企画書が同時に置かれていた。

その配置を見た瞬間、美緒は少しだけ立ち止まった。魚の皿、味噌汁、小鉢。箸と湯呑み。その隣に、地域特産ギフトフェアの資料。家庭の場所に、久世物産の仕事が入り込んでいる。けれどこの家では、それをおかしいと言う人はいない。

怜央が部屋着に着替えて降りてくると、すぐに椅子へ座った。ネクタイを外したせいか、表情は少し緩んでいる。美緒が味噌汁を置くと、怜央は箸を持つ前に企画書を手に取った。

「これか」

「はい。莉奈さんが持ってこられた資料です」

怜央は表紙を見て、軽く口角を上げた。

「莉奈、こういう見せ方はうまいんだよな」

「そうですね。写真も見やすいですし、若い方には伝わりやすいと思います」

「若い層にはこういうのが刺さるんだろ。役員の爺さんたちにも、変わってる感じは伝わるんじゃないか」

怜央は数ページめくった。目は写真や色使いを追っている。キャッチコピーのところで頷き、SNS展開案を見て笑った。

「こういうの、俺らの世代から下には必要だよな。親父たち、いつまでも百貨店の外商と冠婚葬祭だけ見てるから」

「方向性は、分かりやすいと思います」

美緒は慎重に言った。

「ただ、数字の部分は少し確認が必要かもしれません」

怜央は顔を上げた。

「数字?」

「はい。原価と販促費が、まだ概算のままで。百貨店側の手数料も入っていないようです。それから、発注数の根拠が少し」

「ああ、そのへんか」

怜央は軽く頷いた。けれど、資料の該当ページを深く見る様子はなかった。

「美緒なら分かるだろ」

その言葉は、柔らかかった。

責めるでもなく、命じるでもない。むしろ信頼しているように聞こえる。美緒は一瞬、胸が温かくなるのを感じた。

信頼されているのだと思いたかった。

けれど怜央の目は、資料の数字ではなく、表紙の色を追っていた。

「私が、ですか」

「元銀行員なんだし。こういう数字、得意じゃん」

「確認はできます。ただ、役員会で使うなら、担当部署か経理の方にも」

「明日の役員会、これ少し使うことになった」

怜央は味噌汁に手を伸ばしながら言った。

美緒は静かに息を止めた。

「明日の、役員会ですか」

「うん。親父も見る」

宗一郎も見る。

その一言で、資料の重さが一段変わった。莉奈の相談でも、怜央の軽い確認でもない。久世物産の役員会で、会長である義父も目を通す資料になる。

美緒は資料へ視線を落とした。

このまま出すには危ない。

その思いが、さっきよりはっきりした輪郭を持つ。

怜央は魚をほぐしながら続けた。

「だから、今日中にまとめておいて」

今日中に。

美緒は言葉を探した。

「今日中に、というと」

「明日の朝、俺が持っていくから。ざっとでいいよ。細かいところ、美緒が見て、変なところだけ直してくれれば」

「ですが、発注数の根拠や原価の確認は、莉奈さんか担当の方に確認しないと」

「そんなに難しく考えなくていいって」

怜央は笑った。

「美緒なら分かるだろ」

もう一度、同じ言葉が置かれる。

「元銀行員なんだし、こういうの得意じゃん。俺が困らないように、うまく整えてくれたら助かる」

俺が困らないように。

その言葉は軽かった。だが、美緒の中では、静かに重く沈んだ。

言いたいことはあった。

私は久世物産の社員ではありません。

役員会資料なら、担当部署が確認すべきです。

莉奈さんにも、数字の根拠を確認した方がいいです。

このままでは、見栄えだけの資料になります。

けれど、そのどれもが口に出る前に、別の言葉に押し戻されていく。

そんなことを言えば、怜央を責めることになる。莉奈を責めることになる。佳乃子の耳に入れば、妻なのに出しゃばったと思われるかもしれない。久世家の中で、波風を立てることになる。

美緒は指先を膝の上で重ねた。

「分かりました。できる範囲で整えます」

できる範囲で、と言った。

その範囲を、今夜のどこに置けばいいのか分からないまま。

怜央はほっとしたように笑った。

「悪いな」

そして、椅子から少し身を乗り出し、美緒の肩に軽く手を置いた。

「いつも助かってる」

その手は温かかった。

ほんの短い接触だった。けれどその瞬間、美緒は少しだけ報われた気がした。朝から来客に笑い、莉奈に資料を預けられ、佳乃子に期待され、ずっと何かに応え続けてきた。そのすべてを、怜央の一言が少しだけ受け止めてくれたように思えた。

「美緒がいてくれてよかったよ」

その言葉を、美緒は大事にしたかった。

本当に。

だが、怜央の指はすぐに肩から離れた。次には、テーブルの端に置いたスマホを手に取り、画面をなぞっている。誰かからの通知が来たのか、怜央は短く返信を打った。仕事なのか、会食相手なのか、美緒には分からない。

美緒は肩に残った温度を、少しずつ失っていくのを感じた。

いてくれてよかった。

それは、妻としてだろうか。

それとも、資料を整える人としてだろうか。

そう考えかけて、美緒はすぐに視線を伏せた。

考えてはいけない。怜央は感謝してくれている。自分に頼ってくれている。それで十分ではないか。

食事の途中、美緒はもう一度、資料の数字を指差した。

「この売上見込みですが、過去の催事実績と比べると少し高すぎるかもしれません」

怜央は魚を口に運びながら、軽く見る。

「どれくらい?」

「昨年の同時期の百貨店催事では、同系統の商品が三日間で約八百個でした。今回の見込みは千五百個になっています。SNS施策を入れるとしても、発注数の根拠を少し補足した方が」

「でも、今回は若い層を狙う企画だから」

「はい。ただ、販促費を入れると利益率がかなり変わると思います。限定パッケージの制作費も未計上なので」

怜央は少しだけ眉を寄せた。

「美緒、そこまで細かくしなくていい」

美緒は口を閉じた。

「役員会で細かい数字の話ばかりしても、空気が重くなるだろ。今回は方向性を見せたいだけなんだよ」

「ですが」

「数字はあとで詰めればいい」

怜央は箸を置き、少しだけ声を柔らかくした。

「まずは通すことが大事なんだ。こういう新しい企画は、最初から細かいリスクばかり見せると、親父たちが嫌がる。いい感じに見せて、前向きに考えさせる。それが先」

あとで詰めればいい。

怜央はそう言った。

美緒はその言葉を聞きながら、あとで詰めるための数字が、今ここに足りていないのだと思った。あとで確認するには、今、何が抜けているのかを把握していなければならない。あとで直すには、今の時点でどこが危ないのかを示しておかなければならない。

だが、美緒はそれ以上言えなかった。

怜央は若専務だ。役員会に出る人だ。美緒は久世物産の社員ではない。妻として資料を少し見るだけの立場だ。自分がこれ以上口を出せば、怜央の判断に水を差すことになる。

「分かりました。方向性が伝わるように、数字は最低限の補足にします」

「そうそう。そういう感じで頼む」

怜央は安心したように笑った。

そのとき、ダイニングの入口に佳乃子が現れた。

「資料の話?」

美緒はすぐに姿勢を正した。

「はい。莉奈さんの企画書を、少し確認していました」

怜央が軽く言う。

「明日の役員会でちょっと使うから、美緒に見てもらってる」

佳乃子は美緒を見て、柔らかく微笑んだ。

「美緒さんが見てくれるなら安心ね」

「いえ、私は確認するだけで」

「怜央を支えるのも、妻の大切な役目です」

佳乃子の声は静かだった。

「家の中でできることをする。それも久世家の嫁として大事なことですよ」

美緒は小さく頭を下げた。

「はい」

「無理をしろと言っているのではないのよ。ただ、家族の中でできる人が支える。それだけのことです」

妻が夫を支える。

それは正しい言葉のはずだった。正しすぎて、その中に美緒の疲れを置く場所はなかった。

佳乃子は満足したように頷き、静かに去っていった。

怜央は気にした様子もなく、食事を終えると大きく息を吐いた。

「ごめん、俺ちょっと疲れてるから、先に風呂入って休むわ」

「はい」

「資料、できたらデータ送っといて。朝見る」

「分かりました」

「悪いな。明日、親父の前で変なこと言われると面倒だからさ」

怜央は椅子を引いて立ち上がった。スマホを片手に持ち、もう片方の手で軽く美緒の頭に触れるような仕草をした。触れたか触れないかの一瞬だった。

「頼りにしてる」

その言葉を残して、怜央はダイニングを出ていった。

足音が階段の方へ遠ざかる。

美緒はその場に座ったまま、しばらく動けなかった。

頼りにしてる。

その言葉は嬉しいはずだった。

なのに、胸の奥には、資料の束を渡されたときと同じ重さが残っている。

自分で引き受けたのだと思うしかなかった。誰かに強制されたわけではない。莉奈に頼まれ、佳乃子に促され、怜央に必要とされて、美緒は自分で「分かりました」と答えた。不満を持つのは違う。妻として、家族として、できることをするだけ。

そう考えようとしても、目の前の食卓が静かに現実を突きつけていた。

夕食の皿。冷めかけた味噌汁。怜央が半分残した小鉢。莉奈の企画書。美緒がつけた鉛筆の印。

家庭と仕事が、同じテーブルの上で混ざっている。

美緒は立ち上がり、食器を片づけた。

皿を洗い、箸をすすぎ、シンクの水滴を拭く。冷めた味噌汁を小鍋に移し、残ったおかずにラップをかける。テーブルを拭くと、食事の匂いが少し薄れた。けれど、消えた場所に、今度は紙の匂いが残る。

怜央の足音が遠ざかると、ダイニングには資料の紙音だけが残った。夕食の匂いと、仕事の匂いが、同じテーブルの上で混ざっていた。

美緒は一度、自分の手帳を開いた。

そこには、今日やるはずだった小さな予定が残っている。

母へ電話。

読みかけの本を少し進める。

明日の買い物リスト。

自分のブラウスのボタンをつけ直す。

どれも急ぎではない。急ぎではないから、いつも後回しになる。誰かを困らせる予定ではないから、いつも最後に回される。

美緒は手帳を閉じた。

そして、さっき片づけたばかりの食卓に、もう一度資料を広げた。

食卓は、少し前まで夫婦の夕食の場所だった。

今は、久世物産の資料が広がっている。

白い紙を並べ、余白に書いた印を確認する。原価。販促費。手数料。在庫。取引先負担。発注数。過去実績。ひとつずつ見ていけば、直さなければならない箇所が増えていく。

スマホが震えた。

怜央からだった。

悪い、助かる。

美緒はその文字を見て、ほんの少しだけ微笑んだ。

微笑んでしまう自分を、やはり止められなかった。

怜央は悪いと思っている。助かると言ってくれている。頼りにしていると言ってくれた。ならば、自分が頑張る意味はある。少なくとも、夫の役に立てる。

美緒は冷めたお茶を脇へ寄せ、パソコンを開いた。

画面の白い光が、湯呑みの表面に映る。応接室の香も、莉奈の香水も、夕食の匂いも、少しずつ夜の空気に沈んでいく。廊下の奥で、古い振り子時計が低く鳴った。

夜は、まだ始まったばかりだった。

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    スマホの画面には、莉奈の名前が表示されていた。お義姉さん、今日おうちにいますよね? ちょっと相談したい資料があって。美緒は、洗い終えた茶器を布巾の上に伏せたまま、その文面を見つめた。ちょっと相談。その言葉は軽かった。少なくとも、断るほど重いものには見えなかった。けれど美緒は知っている。久世家で使われる「ちょっと」は、たいてい、その言葉より少し重い。応接室には、まだ香の匂いが薄く残っていた。先ほどまで来客たちの笑い声が満ちていた部屋は、今は静まり返っている。茶器は洗い終えた。菓子皿も拭いた。座布団も元の位置に戻

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    鷹宮に見せた事業計画書を、帰宅してからもしばらく開けなかった。地域ブランド事業支援計画書。作成者、久世美緒。封筒から出した紙の束は、机の上に置かれている。持っていく前と同じ枚数で、同じ重さのはずだった。それなのに、美緒には少し重くなったように見えた。創業動機と理念が混ざっています。鷹宮の声が、まだ耳の奥に残っている。怒りや悔しさは、動き出す力になります。ですが、それは理念にはなりません。必要なのは、誰を見返すかではなく、誰の価値をどう届けるかです。

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