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第5话

Penulis: ホタちゃん
時哉は離婚協議書を握りしめていた。

「全部君にあげるって?ふざけるな!今の家も、車も、会社も、すべて僕が稼いだものじゃないのか!」

点滴の針を抜かれた手はまだ血が滲んでいる。しかし、私は痛みが感じられない。

彼を見つめながらはっきり言った。

「あの時、私は仕事を辞めて、三年間にずっとあなたの世話をしていたよね?

そうしなかったら、あなたが稼げると思う?」

時哉は言葉に詰まった。

私は話し続けた。

「夫婦の共同財産だから、結婚してる間の収入はすべて半分ずつにすべきだよね。

この七年間、あなたが彼女にあげた4600万円の記録はもう公証済みよ」

彼は顔色を変えた。

「だってあれは貸したものなんだ!」

私は冷たく笑った。

「冗談言わないで。法廷の裁判官がその話を信じられると思うの?」

彼は息が荒くなった。

病室は静まり返り、機器の音だけがした。

時哉は協議書を読み、そして私の青ざめた顔を見つめ、眼差しに複雑な気持ちを宿している。

中に、怒りや悔しさ、あるいは不安があるようだ。

彼は恐れている。

今持っているすべてを失うことを。

彼は気まずそうに口を開いた。

「君が妊娠してるなんて知らなかった。もし知ってたら……」

私は彼の話を遮った。

「もし知ってたら、どうするの?

優華と別れ、前より私にもっと優しくしてくれたの?

ありえないでしょ」

時哉は何か言いたいことがあるようだが、結局何も言わなかった。

私の言ったことが全部事実だからだ。

「サインして」

私は彼にはペンを投げた。

「まだ裁判沙汰にならないうちに、早くサインして」

時哉はペンを持ち、手が震えるようになった。

彼は協議書を開き、丁寧に読んでいる。

住宅や車、預金や会社の株式などすべてが私のものにした。

彼は一文なしで出て行く。

「会社は、僕が七年間心血を注いでできたものなんだ」

彼の声はかすれていた。

「千晴、少しだけ株式を残してくれ。いいか?」

「だめよ」

「10%でいい、たった10%だけ!」

「だめって!」

私は彼を見つめ、はっきりと言った。

「一生私を守るなんて、私は七年間信じてた。何もかも失ってまで信じてた。

今度は、あなたもすべてを失う苦しみを味わってみよう」

彼の目に失望の色が見えた。

最後に、彼はペンで紙にサインした
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