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第364話

Author: 結奈々
「まだプランBあるの?」凛音がメッセージを見た。

「安江は君の師匠だろ」遥真は彼女を一瞥すると立ち上がり、大きな窓の方へ歩いていく。「もう少し考えておけ、備えあれば憂いなしだ」

それを聞いた凛音は相手にする気もなかった。

柚香たちのコーヒーが運ばれてきた。

真帆がコーヒーをかき混ぜながら口を開く。「で、何の話?」

「陽翔とお母さんを連れて、京原市を離れたいの。でも……」柚香はそう言った。ただ、真帆に対して少し申し訳なさもあった。

その先の言葉が、うまく出てこない。

真帆はそれを察したように言う。「でも、あなたがいなくなったあと、私たちが巻き込まれるのが怖いんでしょ?」

柚香「うん」

真帆は柚香のおでこを軽く弾いた。

柚香はきょとんと彼女を見る。

「バカじゃないの」真帆は大したことじゃないという顔で言った。「遥真の本当の狙いはあなただけ。あなたがきっぱり離れて戻らなければ、せいぜい二、三日騒ぐくらいで終わるわよ」

彼にとって自分たちは無関係。遥真は関係のない相手に時間なんてかけるタイプじゃない。

長くても半月もすれば、やり方を変えるに決まっている。

「もちろん
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