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5. 「あの日の僕ら」㉜

Penulis: 佐行 院
last update Tanggal publikasi: 2025-09-13 07:37:25

-㉜ 良い雰囲気-

 香奈子の言葉により冷静さを取り戻した貢は少し顔を赤らめた。

貢「すみません・・・、お気になさらず。」

 未だによそよそしい2人に好美が絡みだした。

好美「何で同い年なのにずっと敬語なのよ、もう一緒に呑んだ仲なんだからそんなの気にしなくてもいいじゃん。」

貢「仕方ないだろ、女の子とあんまり話した事が無いんだよ。」

 そんな中、やっと目を覚ました桃が1人寂しく冷酒をちびちびと呑んでいた正の隣に座った。

桃「水・・・、水欲しい・・・。」

正「呑みすぎだよ、ほら。」

 そう言うと水と間違って冷酒を渡した。

桃「あれ・・・、水ってこんな味だっけ?まぁ、いいか。」

好美「桃、まだ呑むの?本当相変わらずだね。」

 誰もが皆冷静な判断が出来ていない中、好美が先程から感じていた事を正直に言った。

好美「ねぇ、さっきから貢君と香奈子って良い雰囲気じゃない?いっその事付き合っちゃえば?」

香奈子「何言ってんの、会うの2回目だよ。」

貢「う、うん・・・。」

 貢は香奈子に意見を合わせて首を縦に振った、本当は横に振りたかったが。

 何となく気を紛らわせたくなった貢はおつまみとして出ていた
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    -245 ソフトキャンディーと所長の魔力- ノームの疑問は思った以上に呆気なく解決してしまった、元々自分の姉や国王達の会話を盗み聞きするつもりはなかったのだが本人の近くで繰り広げられていた為に自然と耳に入っていた。 ただ会話だけで理由が分かる訳が無い、実はと言うと再び我慢出来なくなっていたのか知らないがハイラの右手辺りに小さかったが黒い魔力の玉が出現しかけていたのだ。ノーム「王様、恐れ入りますが少し姉と話しても宜しいでしょうか。」デカルト「構いませんよ、折角再会されたご姉妹ですからゆっくりお話し下さい。」ノーム「お心遣い感謝致します。」 何となくだが国王の身に危険が及ぶと思ったノームはハイラとデカルトを引き離して牢獄の端へと連れて行った。ハイラ「急にどうしたってのよ、王様に失礼じゃない。」 2人きりになった時、姉の右手から何故か黒い玉は消えていた。警部補の気のせいだったのだろうか。ノーム「お姉ちゃん、また我慢出来なくなっているでしょ。」ハイラ「バレちゃった?やっぱりエルフ(と言うか姉妹)同士だと分かっちゃう物なのね。」ノーム「エルフとか関係無いわよ、右手に玉が出かけていたんだから一目瞭然よ。」 ため息をつきながらポケットに手を入れて探し物をするノーム、これ以上姉の魔力の被害者を出す訳にはいかないと急いで「あれ」を取り出した。ノーム「ほら、お爺ちゃんに渡しといてって言われたのよ。」 やっと見つけ出したラムネ味のソフトキャンディーをハイラに手渡した妹、するとハイラは待ってましたと言わんばかりに封を開けて口に放り込んだ。しかも一気に4つ。ノーム「お姉ちゃん、折角持って来たんだからゆっくりと味わってよ。」ハイラ「ごめんごめん、でも誰にも我慢出来ない時ってあるじゃない。」 本人自身が良い例なのか悪い例なのかどちらかが分からなくなっている姉の一言に説得力の強さを感じる警部補、ただ被害者(と言うより死者)が出るよりはましかと許容するしかなかった様で・・・。ノーム「まぁ良いわ、でも本当にソフトキャンディーが好きなのね。」ハイラ「そうなの、ポケットにこれが無いと落ち着かないのよ。もう家や車の鍵と同じレベル。」 この例えが合っているかどうか悩んでしまったが、「よっぽど」という事だけは理解出来たノーム。 そんな中、マイヤの家でこのソフトキャンデ

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