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7. 「異世界ほのぼの日記3」125

Author: 佐行 院
last update publish date: 2026-03-27 11:30:52

-125 恩人の為に登場した女神-

 高校生同士の雰囲気を醸し出しながらその場の会話における重要人物を提示したデルアの姿が神の様に見えた、と言っても日本人達をこの世界に転生させたビクター・ラルーの姿では無いが。と言うかデルアの言った「あいつ」って神の事では無いはずだが?

結愛「あいつは・・・、神というより龍だからな・・・。」

 結愛の言葉にごもっともと言いたいが、ビクターが『人化』した姿を見た事あるどころか酒を奢って貰った事だってあるだろ?神様として認めてやれよ。

結愛「認めてねぇとは言ってねぇだろうが、3人の娘だって神様なんだからよ。」

 おりょ?ちゃんと娘達の事を覚えていたんだな、褒めて遣わす。

結愛「馬鹿にすんな、恩人でもある神様を忘れる訳が無いだろうが。」

 何言ってんだよ、あれは一方的にビクターが悪かったんだからお前は無罪だろ?そう言えば罰金として取られていた1億円は返って来たんだろうな?

結愛「まだだよ、ビクター本人が今度は競馬で負けたらしいから金が無いって待たされてんだよ。頼むから何とかしてくれよ。」

 アホか、俺を頼っても仕方ないのは前から分かっているだろ?それに・・
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    -410 やっぱりここは異世界ですからね- 新たな挑戦に胸を躍らせる上級鳥獣人(バルタン)は近所に住む上級巨獣人(タイタン)の友人が経営する養鶏場の鶏舎で真剣にメモを取っていた(今更言う事では無いが勿論2人共『人化』しているので種族など全く関係無いのだが念の為って奴さ)、因みに毎朝の餌作りの作業は朝一の習慣になっているそうだ。友人「一般的には食用油を原料としたペレットやグランブルがよく使われるけどうちは父ちゃんの代から小麦やトウモロコシを粒状にしてあげているんだ、やっぱり誰だって美味しい物が食べたいだろう?」 自分の仕事に誇りを持っていると言わんばかりの満面の笑みを見せる友人、本当に幸せなのが見て取れる(良い事良い事)。ナイリ(当時)「やっぱりな・・・、ただの油より美味しいものの方がいっぱい食べて良く育つって事なのかな。」 どうやらこの世界の鶏は我々のいる元の世界の物とは何処か違う様だ、ただ大切なのは肉の味と安全性である気がするが・・・。友人「まぁ親父も俺も料理が好きだから丁度良いんだ、やっぱり美味しさや食材に拘りたいじゃん?」 ぼんやりとした記憶だが、以前ダンラルタ王国にあるクァーデン家の奴隷として捕まっていた巨獣人(ジャイアント)達も調理師免許を取得する程に料理が好きだった気がする。それが上級であるタイタンとなると素材にも拘る様になるらしい、これがレベルの違いってやつなのかな。ナイリ(当時)「なぁ・・・、うちで育てた米を粒状にして餌にするのはどう思う?」友人「きっと良い鶏に育つと思うよ、お前んちの米って本当に美味かったもんな。」 実は養鶏場を経営する傍らでナイリの父であるソンは庭に作った田んぼで米作りを行っていた、元々家で食べる様に作っていたそうなのだが食べきれそうに無かった事が多かったので近所の家にお裾分けしていた事があった様だ(という事は結構な量を作っていたと推測できるが今は気にしないでおこうかな、話が進まないもん)。ナイリ(当時)「でもよ、今思ったんだが鶏の餌に味なんて関係ねぇんじゃねぇか?あいつらに味覚があるってのかよ。」友人「それがさ・・・、俺がこの養鶏場を引き継ぐ少し前だったんだが・・・。」 友人が言うにはまだ貝塚財閥で働いていた頃に外でバーベキューをしていたそうなのだが、本人の好みでよく炙った唐辛子を火から上げた時に誤っ

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    -⑫ 試着- 2人は待ち合わせ場所からゆっくりと歩きだした、別に恋人同士と言う訳でも無いので歩幅を合わせたり手をつないだりと言う心遣いは全く持って無い。 朝早い時間帯が故か、そこら辺中通勤中のサラリーマンやOL、そして通学中の学生達が右往左往していた。 そんな中、互いに休みだった2人は一先ず緑色の看板で有名な全国チェーンのカフェに入った。珈琲の良い香りがそこら中に広がる中、2人は珈琲やサンドイッチ、そしてクロワッサンを頼んで屋外のテラス席へと向かった。真帆「今日、何しよっか?」 突然決まった事なので別に予定が決まっている訳では無い、しかし実際に行動しながらこの後の予定を一緒に決める

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