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浅香優菜という女①

Auteur: 靴下 香
last update Date de publication: 2026-07-01 21:35:45

 アタシ的には金さえ貰えるならどっちでもいいって話だけド。

「どういう、つもりさ」

「どうもクソもねぇって。売ってんだろ? 買いたくなったから買った、それだけだ」

 先に取ろうとした客はラッキーなんて言わんばかりにアタシをコイツに渡した。

 スキップでもしそうな勢いで離れていった背中をどうすることもできず見送れば、わけわかんないムカツキがわいてきて。

「ちげーよ。こういうの、マナー悪いんじゃねーのってハナシ」

「マナー? ……あぁ、そうだな? まぁそうかも知れないわ」

 睨みつけながら言ってみれば、一瞬何を堪えたのかわかんねぇけど、そんな風に言われる。

 ……ムカツク、なんか余計にムカついて来た。

「どー責任取ってくれんのさ。アイツ、アタシが苦労して取った客だったのに」

「わかってるよ、だからここからが交渉だ。とりあえずホテル行こうぜ? 着いてもナシつけ終わるまで手ぇ出さないでやるから」

「ちっ……」

 ……もしかしたら、やべーのふんじゃったかもしんない。

 焦りを誤魔化すように舌打ちしてみても、気分は変わんないや。

 コイツが何処の誰か・・・・・は知んないけど、めちゃくちゃ手
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