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第23話

Author: 七月金
午後から、綾音のスマホには、知らない番号からの着信がひっきりなしにかかってきた。

さらに誹謗中傷のメッセージも、画面を埋め尽くすほど届いていた。

それだけならまだ我慢できたが、彼女が所属するスタジオまでもがこの騒動に巻き込まれた。

怒り狂ったネットユーザーたちは、スタジオの公式アカウントにまで押しかけてコメントを残した。

【不倫女をクビにしろ!クビにしろ!】

【不倫女を雇うスタジオなんてロクなもんじゃない!早く潰れちまえ!】

【不倫女は朝倉さんに公開で謝罪しろ!】

画面に映るコメントを見て、綾音は思わず目を赤く染めた。

悠真は、そっと彼女のスマホを取り上げ、電源を切った。

「綾音、もう見るな。こっちはもう専門家に対応を依頼した。君は少し休んでくれ、心配いらないよ」

希実彼女をそっと抱きしめ、優しく言った。

「君は何も悪くないわ。怖がらないで、私たちがついてるから。一緒に真実を明かそう」

綾音には分かっていた。このスタジオのために、希実がどれほどの心血を注いできたかを。

だからこそ、こんな理不尽な理由で、それを壊されるわけにはいかなかった。

彼女は涙を拭き取り
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