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第318話

Author: フカモリ
見つめ合う中で、じっと自分を凝視し続ける真琴に、信行は静かに語りかけた。

「まずは眠れ。一晩眠れば、明日にはきっと良くなっている」

真琴はゆっくりと一度頷き、ようやく重い瞼を閉じた。

それを見届けると、信行は天井の明かりを消し、手元の小さなランプだけを残した。

彼は席を立つことなく、ただひたすらに真琴の手を握りしめ、夜通し彼女の傍らで寄り添い続けた。

夜も更けた二時過ぎ。

拓真が紗友里と紀子を伴ってやってきた。信行は真琴の身の回りのものを受け取ると、拓真に二人を家まで送り届けるよう指示した。

今の真琴には、騒がしさは毒だ。何よりも静かな休息が必要なのだ。

紗友里と紀子は帰りたがらなかったが、残っていても手出しできることは限られているし、むしろ真琴が二人をなだめたり、無理に相手をしたりして、かえって気力を削ることになりかねないと諭され、ようやく言葉に従って引き上げた。

皆が去り、病室には再び深い静寂が降りた。信行はただ一人、彼女の傍らに残り続けた。

薄暗い明かりの中、寝巻き姿のままの彼は、瞬きすら惜しむように真琴の寝顔を見つめていた。

少しの油断もできない。

彼女
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Comments (2)
goodnovel comment avatar
mami
信行の献身に泣いた! ここまでして、 真琴ちゃんを突き落とすような事は 絶対やめてね! 万が一にもやめてね! 今迄優しさは全て演じた演出扱いだった。っていうのを払拭させてくれ〜
goodnovel comment avatar
ウサコッツ
信行にここまでされたら 真琴は揺れるだろうね 今まで辛く苦しい時期あっても まだ愛情ありそうな感じする
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