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第7話

Author: パクチー好きの静香
目が覚めたのは、翌日の午後だった。

ネットの話題はとうに消されていたけれど、消えきらなかった痕跡が、いやでも目に飛び込んでくる。

明は慌てて、必死に私のスマホを取り上げようとした。

「彩香、見るな。全部デマだ。いいから寝てろ。俺がなんとかするから」

「離婚しよう」

ガタンと音を立てて、明の手からスマホが滑り落ちた。

そもそも、離婚したがっていたのは彼のほうだ。私はずっと逃げて、縋ってきた。

でも、今の私の目には何も映っていない。欲しいのは、この苦しみから解放されることだけ。

だからもう一度、はっきりと言った。

「離婚してください」

「嫌だ。俺は離婚なんてしない」

今さら何の意味があるのか。私は不思議そうに明を見た。

「あなたが私を嵌めたあの時から、私たちに、もう未来はないよ」

明の顔からさっと血の気が引いた。信じられないものを見る目で、じっと私を見つめてくる。

「……知って、たのか」

私の顔に、どっと疲労の色が浮かんだ。

「私を馬鹿だと思ってたの? あの書類を差し出した時から、わかってた。あなたが私を犠牲にするつもりだって。

でも、ここまで残酷だとは思
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