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第455話

Penulis: 清水雪代
満は赤くなった目をしばたたかせ、必死に涙をこらえていた。

彼は智美に向き直ると、震える声で詫びた。「申し訳ありません、智美さん……」

智美は静かに首を横に振る。「私は大丈夫よ。それより、午後は休みにしてあげるから、彼女との問題を片付けてきたら?」

しかし、満は頑として首を振った。「いえ、結構です。そもそも僕は何も悪いことはしていませんし、謝りに行く必要もありません。彼女には頭を冷やして、自分でよく考えてもらう必要があります」

その決意の固さを見て、智美は頷いた。「わかったわ。じゃあ私、ちょっと化粧室で直してくるわね。今日はここまでにしましょう。後で企画書を送ってちょうだい」

「はい、承知しました」

智美は化粧室で乱れた髪を直し、メイク直してからレストランを後にした。

だが、入り口を出たところで、運悪く祐介に出くわした。

祐介は口の端を歪め、嘲るような視線を彼女に向けていた。

智美は無視して通り過ぎようとしたが、祐介の言葉が背中に投げつけられた。

「悠人との結婚が危ういからって、もう次のキープを探し始めたのか?さっきの男、顔はいいが女癖が悪そうだったな。あんな奴でも構
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