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第108話・ついてく

Auteur: 新矢識仁
last update Dernière mise à jour: 2026-01-19 05:24:08
「あんたたちがやったんじゃないって、本気で言ってんの?」

「うん」

 俺は頷く。

 俺はやってない。やったのは端末だもん。

 と、頭の中で言い訳しながらも、俺はそれを表情に出さないでいた。

「嘘つき」

「嘘つきと来たかあ」

「いいことがあった、と納得すればいいだろうに」

 レーヴェが呆れたように言う。

「あたしたちは納得いかない所は納得いくまで詰める性質タチなの」

 ああなるほどねえ。

「だから、ハーフリングを代表して、あたしがあんたたちについてく」

「へ?」

 真剣な顔でミクンは、ハーフリングたちはこっちを見ていた。

「ついてきて、どうすんの?」

「わかんない」

「わかんないって」

「あたしたちは納得するまで何処までも突き詰めんの」

「突き詰まったらどうすんの」

「もしあんたたちが何かしたんだとしたら、お返しをしなきゃなんない。良いことでも悪いことでも。あたしたちは義理堅いんだ」

「俺たち何もしてないんだけどな」

「それに、礼をし忘れてたし」

「礼?」

「泥魔獣から助けてくれた礼と、お腹いっぱいの礼」

「礼を言われるようなことじゃないけど」

「あんたたちにはね。でも、あたしにと
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