無双戦士と幼馴染の修行の旅?

無双戦士と幼馴染の修行の旅?

last updateTerakhir Diperbarui : 2025-09-30
Oleh:  satomiOngoing
Bahasa: Japanese
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俺の家系は戦士。俺も戦士、親父も戦士。国は魔法使いしか認めていないというか、俺の家を蔑んでいるが、構わない。俺は日々鍛錬をするのみ!親父には何度も半殺しの目にあった。 そんな俺が王命で幼馴染のカナエと旅に出ることになった。それからいろいろあるのです。いろいろ……。

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Bab 1

第一話 俺の家系は戦士~故に?

 ここサタハユは言わずと知れた魔法都市。街に出て周りを見渡せば魔法だらけ。

 なのにうちは先祖代々戦士の家系。俺は武術を物心ついたころからずっとしている。が、この街で我が家はごくつぶしのような(税金はちゃんと払ってマス)扱い。

 戦士は近接、魔法使いは後方支援という思想も古臭く、近接でも戦士要らずで戦えるような魔法が開発されて久しい。

 よって“戦士は要らない”というのが常識だ。

 まぁ、俺の母親は魔法使いだから、俺はハーフなわけだが……。

「ライガ、ごはんよ」

 うーん、俺の飯は親父に出す飯の練習か?失敗作の感じがする。何故なら至るところに炭が……。

「火加減がねー。ほら、お母さん火の魔法苦手だから」

 昔、文献で見た。そして、実践した。野宿で魔法を使わずに火をおこし、料理を俺がした方がうまくできそうだ。苦手だからと炭が許されるわけではない。

「水の魔法は得意だから、素材が上手に切れているでしょ?」

 そう言われても……、俺ならナイフでスパっと切れるからなぁ。

「じゃ、親父にうまく料理してやれよ」と俺は言い残し(食べ残しもした)、夕食後の鍛錬を庭でしていた。

 しかし、魔法というのは厄介だ。

 庭で鍛錬していたのを庭の塀を透かして俺が戦士の鍛錬をしているのを見たようだ。全裸じゃなくてよかったな。俺が全裸で鍛錬していたらどうするつもりだったのだろうか?

 “のぞき”って犯罪にできるな。あ、対策してるか。普通の家は。うちは別に恥ずべきことをしているわけではないから庭が見えてもいーよーってうちの親父がなにも対策してないんだったな。

 ただし、トラップの数は多いから不審者が入ってくるのはまず無理だろうなぁ。“戦士”がバカにされている現実に親父がムキになってトラップ作ったからなぁ。

 俺が鍛錬していると、壁の向こうから幼馴染のカナエが声をかけてきた。

「ねー、そっちに行きたいんだけどさぁ。おじさん、めっちゃトラップ仕掛けまくってていけないよ」

「魔法使いならなんとかすれば?」と俺は嘲笑交じりに言った。

「なんとかなるならライガの家、不審者だらけでしょ?」

 その不審者は俺又は俺の親父にのされる。でもトラップだらけをかいくぐったから相当の強者か。それならそれで、単純に手合わせをしたいもんだ。俺はしたいが、親父がのしてしまうだろう。可哀そうに。ラストトラップは親父かなぁ?

「お前なら、正規の方法ふめば入れるだろう?」

 正規の方法=玄関から、という至極当然である。

「あ、そうか。玄関からね」と軽く答えるが、国をあげて蔑まれている俺の家に正規の方法で。となると、いくら魔法使いといえども同時に蔑まれるのでは?と俺は危惧してしまう。

「んじゃ壁越しでね。ライガって魔法使いの血だってひいてるわけでしょ?」 

 さっきほぼ炭になった夕食が俺のところに回ってきたわけだが。

「魔法使いと戦士って兼任みたいのできないの?」

「ムリ。俺は長男で、あの家を継ぐ立場。それに魔力もないし、ムリだね」

「魔力ないって魔石あるじゃん」

「そこまで魔法使いに固執してない」

 魔石よ……俺の母親の料理をなんとかしてくれ。戦士として、体作りも必要なんだよ。食事の量だって食う年頃なんですけどね!

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第一話 俺の家系は戦士~故に?
 ここサタハユは言わずと知れた魔法都市。街に出て周りを見渡せば魔法だらけ。 なのにうちは先祖代々戦士の家系。俺は武術を物心ついたころからずっとしている。が、この街で我が家はごくつぶしのような(税金はちゃんと払ってマス)扱い。 戦士は近接、魔法使いは後方支援という思想も古臭く、近接でも戦士要らずで戦えるような魔法が開発されて久しい。 よって“戦士は要らない”というのが常識だ。 まぁ、俺の母親は魔法使いだから、俺はハーフなわけだが……。「ライガ、ごはんよ」 うーん、俺の飯は親父に出す飯の練習か?失敗作の感じがする。何故なら至るところに炭が……。「火加減がねー。ほら、お母さん火の魔法苦手だから」 昔、文献で見た。そして、実践した。野宿で魔法を使わずに火をおこし、料理を俺がした方がうまくできそうだ。苦手だからと炭が許されるわけではない。「水の魔法は得意だから、素材が上手に切れているでしょ?」 そう言われても……、俺ならナイフでスパっと切れるからなぁ。「じゃ、親父にうまく料理してやれよ」と俺は言い残し(食べ残しもした)、夕食後の鍛錬を庭でしていた。 しかし、魔法というのは厄介だ。 庭で鍛錬していたのを庭の塀を透かして俺が戦士の鍛錬をしているのを見たようだ。全裸じゃなくてよかったな。俺が全裸で鍛錬していたらどうするつもりだったのだろうか? “のぞき”って犯罪にできるな。あ、対策してるか。普通の家は。うちは別に恥ずべきことをしているわけではないから庭が見えてもいーよーってうちの親父がなにも対策してないんだったな。 ただし、トラップの数は多いから不審者が入ってくるのはまず無理だろうなぁ。“戦士”がバカにされている現実に親父がムキになってトラップ作ったからなぁ。 俺が鍛錬していると、壁の向こうから幼馴染のカナエが声をかけてきた。「ねー、そっちに行きたいんだけどさぁ。おじさん、めっちゃトラップ仕掛けまくってていけないよ」「魔法使いならなんとかすれば?」と俺は嘲笑交じりに言った。「なんとかなるならライガの家、不審者だらけでしょ?」 その不審者は俺又は俺の親父にのされる。でもトラップだらけをかいくぐったから相当の強者か。それならそれで、単純に手合わせをしたいもんだ。俺はしたいが、親父がのしてしまうだろう。可哀そうに。ラストトラップは親父かなぁ?「
last updateTerakhir Diperbarui : 2025-09-25
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第二話 王からの呼び出し~俺なんかした?
 そんなある日、俺・ライガとその幼馴染・カナエが王に呼ばれた。「何したの?」とカナエに言われたが、それはこっちの台詞。俺は規則正しく生活し、日々鍛錬しているだけだ。 端的に言うと、迷いケルベロス(子供)を親元に帰してほしい。という話だった。全くそんなのは王直属の騎士団(魔法使いばかり)から2名選べばいいのに。親元に戻してソッコー俺を抹殺する気じゃ?と邪推してしまう。 それはそうと、久しぶりに生でカナエを見た。 何だよ反則じゃねー?女くさい体形になってる。女だが。出るとこ出てるし。だいたい魔法使いの服って露出度高くないか?誰のシュミなんだよ? と俺は煩悩にまみれた己を呪った。~Side カナエ 私はそんなに魔力強くないのに、何でライガと呼び出されたんだろう? そう!ライガ久しぶりに生で見た。何なの男くさくなって、男だけど。肩幅広いし、胸板厚いし、背は伸びてるし、腹筋割れてる? 戦士の正装って鎧なの? ってか2人で旅って大丈夫なの?……私。 そんな俺らをよそにケルベロス(子供)と対面した。「かわいいーっ」とカナエはケルベロスにくっついた。そして噛まれていた。そうだよな、頭3つあるもんな。 とりあえずこの2人(?)は仲良くなったんじゃないか? さて、俺とケルベロスの相性は……3頭揃って唸られた。うむ、まぁいいさ。「旅立つがよい」と王が言う。言うのは楽だよなぁ。 と、俺とカナエ+ケルベロスは城下町から外へ出た。 ケルベロスに街の人が驚くという理由で城から街中は馬車で移動。馬車の中もケルベロスはカナエにベッタリ。やや俺にドヤ顔なのが腹立たしい。 俺はこの時点から何だか違和感を感じていた。俺にはできないが、カナエなら……。カナエに話したいが、ケルベロスがくっついてるなぁ。どうしたらいいものか。 あ、タイミングよくカナエ一人と思ってもどこからかケルベロスが現れる。そうだ、手紙にしよう。カナエだけが見るように、ケルベロスは見ないように。~To カナエ あのケルベロスをまず魔法で透視してみてくれないか?俺にはどうもあのケルベロスがヒトのような気がする。俺にはできない。 透視の結果次第では、俺も本気であの魔物をしばく事になるから、連絡をくれ。 と、手紙でカナエに渡した。 ヒトならセクハラだよな……。始終べったりって。ちゃんとカナエだけが
last updateTerakhir Diperbarui : 2025-09-25
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第三話 王の真意~何考えてるんだ?
「よくぞ戻った。ライガ、カナエ」と王に言われた。 人を殺そうとしてノウノウとしてるよ……と怒りが湧いてくる。「して、この男がお前たちを騙していたという話だな」いや、王が騙していたんだけど。「この男を牢へ!」トカゲの尻尾切りか……。「ライガとカナエは王直属の騎士団に入団してもらいたい」「恐れながら、家族と相談したいと思います。カナエもいいな」 そう言いその場は帰った。 俺は正直自分を殺そうとした人を守るような職業に就くのは嫌だった。もしや、うちの親父も同じでは?カナエには申し訳ないなぁ。 俺は家に帰って、親に全部伝えた。「はぁ、あの王はまたやったのか……」と親父。 やはり親父も同じ目に遭っているようだ。その時一緒だったのがおふくろらしい。「賛成はしない」とうちは両親とも反対。「でもさー、王に背くとうちに迷惑かからねー?」「何を今更。弱っちい騎士団を抱えた王が。そんな騎士団に入ってもいいことないぞ」 それは思う。しっかし言うなー、親父。 そういう事で、俺は王の提案に背くことにした。カナエはどうするのか?「カナエも巻き込んだんだけど?」「それはカナエちゃんの家が決める事だろ」 カナエの家にてカナエも全てを家族に言った。「何だと?王直属の騎士団はすごいが、それとこれとは話が別だ!ケルベロスに姿を変えてたやつを鉄拳でミンチにしてしまいたい」とカナエ父。「実際にヒトだとわかると懐かれるの気持ち悪かったなぁ」とカナエが言うと、カナエ父は怒り心頭「いくら王と言えども許されない」 カナエの家でも反対のようだ。「家が蔑まれると思うけど、いいの?」とカナエは心配するが、カナエ父の怒りの前ではどこ吹く風のようだ。 次の日二人は王の間に行った。 王の間に入る前にカナエに伝えておいた。「俺らが反対って言った後、俺らに向けて王直属の騎士団が仕掛けてくる可能性もあるから、戦う心の準備は常にしといて」と。 王は「さて、ライガとカナエ。王直属の騎士団に入る話を家族としてきたのかな?」 入るかどうかの相談だ。入る事が前提みたいに言うな。「恐れながら、私もカナエも王直属の騎士団には入りません」 あぁ、期待を裏切らないな……。続々と王直属の騎士団が湧いてくる。こんなにいるなら俺もカナエも必要ないじゃん。 そんじゃ「カナエ、後方支援頼むわー」と言いな
last updateTerakhir Diperbarui : 2025-09-25
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第四話 旅立ち~二人でなのね……
 ステータスがカードで表示される。ライガ age18 HP 計測不能   体力 計測不能 戦士      MP 0      知力 3     戦士に珍しくオールラウンダーカナエ age18   HP 1503   体力 5 魔法使い      MP 25033      知力 10     魔法使いらしく後方支援を得意とする「なぁ、カナエ。計測不能ってなんだ?体力とか知力とか……」 つまり、俺はこのカードの見方がわからない。「うわ、ダサっ。計測不能ってそのままでしょ?少ないってことはないから多すぎて計測できないんでしょ。知力と体力は10段階評価なんだけどなー」「カナエー、治癒魔法もマスターしてよー。ケガ治してくれよ」「そうだねー、戦闘すぐ終わるもんね。ってライガ、怪我するの?」「敵が毒吐くかもだぜ?」「あぁ、そう考えると必要かも。少ない知力で考えてくれたんだもんねぇ」 と俺のカードを見た。「カナエはHP低いし体力ないだろ。HPなんて壊滅的だ」「おっしゃる通り。でも魔法使いにはステータスをアップさせることができるのです。ま、せいぜい2倍だけどね。だから戦闘頑張ってー」 のん気だな。つまり俺はカナエを守りつつ戦うという事か。それもハンデかな? やっぱ徒歩で進むんだろうなぁ。と俺はてくてく歩いていた。ふと横を見ると、カナエ!浮いてる板に座ってる。しかもお茶飲んでねー?「カナエ……そうやって歩かないから体力はつかないし、HPは低いんだ。MPの無駄遣いだ。さぁ、歩け!」と俺は歩くように促した。 30分も歩かないうちにカナエの口から「疲れた~」と。なんだよ、マジで弱いな体力など。 そんな時……モンスターが現れた。「カナエ、こいつらマジでモンスターか?またヒトが化けてたりしない?それによって全力で行くか決まるんだけど?」 ああ、そういう判断でも魔法使い必要だな。殺人は嫌だ。「純モンスターでーす!」という声を聞いてつい俺は「初めまして」と言ってしまった。 カナエは呆れていたが、次の瞬間しばいたのでOK。 なんだかモンスターを倒すと、道具と金が落ちてる……。 俺は恐る恐る「カナエ、この落ちてるのはもらっていいのか?窃盗罪とか嫌だぞ」と言うと、「本当に何にも知らないのねー。ドロップアイテム拾ってよし。強いモンスターはいいもの持
last updateTerakhir Diperbarui : 2025-09-25
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第五話 俺たちの異変~カナエの異変??
 そんな中、カナエがスナキツネを拾ってきた。「この子は正真正銘動物!ちゃんと見たんだから!」 そうか……それはいいが、飼うのか? うーん、こいつとギルドにいる男が入れ替わる可能性もあるから気をつけろとカナエに言ったものの、「えー、何でー?」という返事。 俺が自分の力を理解してなかったのと同じでカナエはギルドで人気って理解してないな。まあ、替わってるの感じたら、替わってるやつしばくけどな。 ギルドマスターに呼び出された。何事だ?「言いにくいんだが……、そのスナキツネの親な、討伐対象だ」 言いにくいんじゃなかったのか?「しかもA級で金もいいぞ」おぉ、スナキツネは強いのか。カナエが俯いてスナキツネをギュッと抱いている。そうかカナエの事を考えたんだな。「いつか誰かがやらなきゃならないミッションだから、お前らに伝えた」 冒険者として色々あるんだなー。このスナキツネ(子)もそのうち大きくなったら討伐対象になるんだろうな。カナエには酷だな。 さて、「カナエ、このミッションはどうする?」と問うと、意外にも「私たちがやらなきゃっていうかね、他の人がこのミッションをやるのが気に入らない」という返事だった。「数年後にこのスナキツネ(子)も討伐対象になることが考えられるけど、どう思う?」「私たちはミッションをこなすのみ!それに数年後までA級のつもりはない。S級になる」 “私たち”ねぇ。数年後も俺と組んでるんだな。ほぉーお。「で、スナキツネって弱点とかあるの?」「んー、最近発見されたからねー。よくわかんないんだよ」 それ、討伐しちゃう?益になるかもしれないじゃん。「まぁ、俺には弱点とかなくてもイケると思うけど」「同感」「討伐しちゃってもいいもんかねー?」「ふえ?私なら気にしないでよ~」「カナエを気にしてじゃなくて、最近発見だろ?益とも害ともわからないのに、討伐っておかしくねー?」「そうなんだよね」「依頼主は……」 俺とカナエはカードに送られて来ているミッションの山からこのミッションを探し出し、依頼主を見た。そして同時に声を出した。「あの馬鹿王か……」俺たちは頭を抱えた。 確かに金払いはいいが、このミッションには裏がある。 これもノコノコとスナキツネの所に行った俺らがやられるってのが王のシナリオなんだろうな……。 しっかし馬鹿王、俺ら
last updateTerakhir Diperbarui : 2025-09-26
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第六話 親父現る~俺の頭の中で
『はははっ、尻に敷かれてるぞ!』と親父の声が頭の中で聞こえる。また……。『かあさんも見てみろよー』 全くどうでもよく人の生活を覗き見るなら弦の調節のアドバイスとかくれた方が助かるってもんだ。 結局弦はちょっとずつ緩めていくしかないか。他には弓、売ってないしなー。魔法使いが弓みたいのを魔法で放つけど、それだけだもんなー。 あの弓(練習しようとしてた弓)だって俺作だしなー。楽にはいかないか……。 少しずつ調節して、デサロにぴったりの弓ができた。「ライガ、この弓はどこで買ったんだ?売ってないだろ?サタハユ」「俺が作った。10年位前かなぁ……。親父の指令でな」「随分いい弓作ったな。そして弦の張りがきつい。お前は昔から強かったんだな」「でも、親父には敵わないんだよなー」と言うと、デサロは驚いていた。 俺はこの弓があるし、まぁ大丈夫だ。俺は武器という武器を全て自ら作り、使いこなすように育てられた。他に、ナイフ・長剣・短剣etc.普段は拳のみを使っている。自覚した。本気で人と戦うと殺してしまう。 武器を持ち歩くのも鍛錬になるが、普段はカナエに魔法で異次元に収納してもらっている。使うのはVSモンスターの時だけだし。 あらためて、デサロの弓の練習を始めた。 的は近くの木から俺が作った。このこともデサロは驚いていたが、俺は魔法ができないし、力ずくって感じだけど。「じゃ、あらためて練習。ひたすら射る。まっ、習うより慣れろみたいな?」「俺なんかさぁ。カナエ、俺の弓矢をお願い。あとついでに長剣……」「今日も素振りするんだ」「戦士たるもの剣は友達!でな、デサロ。俺なんかさぁ」 と、俺はMy弓矢で射た。もちろん的中。「親父が命令するんだぜ?で、どっからでも的を狙えるようになった。基本的に剣とか武道だけど、弓もな」「ライガはすごいな」とデサロに褒められた。「そう変態的にすごいわよねー」とカナエは言う。 カナエは今テキトーLOVEだから俺らは割とほったらかしだ。 「んー、とりあえず毎朝100射くらい?親父が異常だったから鍛錬の基準がわかんないんだよねー。俺はこの後素振り1000回だし……」「ライガが素振りしてる間、ずっと射ってる」とデサロ提案。「毎日続けなきゃ意味ないんだけど、できる?」「できるじゃなくて、やるんだって決めた!」とデサロ。 頼
last updateTerakhir Diperbarui : 2025-09-27
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第七話 カナエの変化~母性の発現?
 翼竜の巣みたいな場所が俺らの居場所になり、大人の翼竜は討伐(楽勝)。スナキツネといい、この子供翼竜といい、俺らはモンスターを育てる係だろうか?不思議だ。 他の国を見て戦士の価値みたいなのを見たかったけど、俺だけなのかもな。「カナエは何で他の国を見たかったんだ?」と俺は聞いた。「うーん、広い世界を見たかっただけかもね。あの国の中だけじゃね」との回答。なるほどな。 しかし……翼竜の子がデサロに懐かない。むしろ避ける。テキトーも同じだ。カナエ曰く「ちょっと震えてる」らしい。うーむ、なんだかなー。 親父ー、どーよ?どーせ見てるんだろ?『そうだなー。おめでとー。デサロは多分幹部クラスじゃないのか?モンスターの親玉の右腕みたいな。そもそも、お前の攻撃を受けても少しの怪我だったんだろ?自分で回復したか攻撃を受け流したかだなー』 ステータスカードとかの数字も操れるのか?『幹部クラスはなー。がんばれー』 うーん、またカナエに手紙だな。~カナエへ 親父の見立てもあったんだけど、デサロはモンスターの親玉の右腕で幹部クラスじゃないかって。 幹部クラスはステータスカード操れるらしい。 今後、デサロを退治しなきゃだなぁ。テキトーも子翼竜もおびえてるし。ギルドからのミッションじゃないけど必要に迫られた。~ライガへ わかった。テキトーも巣に置いて、なるべく広いところに行きましょう。私は本気でやるよ。後方支援できるんだから!! 話は決まった。デサロは退治する。いい奴だと思ったんだけどなぁ。「デサロ、弓の練習の仕上げだ!ちょっと離れてるとこまでいこーぜ!」「カナエは……ほれ」俺は背中に乗るように促した。「おんぶ?恥ずかしーじゃん、いい年して」「誰も見てねーよ。お姫様抱っこよりいいだろ?」というと、カナエは俺の背に乗り、おんぶをする形になった。 俺はなんだよ、カナエの胸ー!胸が背中に当たってる。全身柔らかい気がする。筋力はついてないのかー?というハメになった。 かなり広い原っぱまで来て、俺の精神修養(カナエをおんぶ)は終わった。「デサロ、お前も裏切るのか?どうして近づいた?できるなら本当の事をデサロ、お前の口から聞きたいと思う」「何の話?弓の仕上げでここまで来たんじゃ……?」 俺とカナエの顔は真顔だ。「ライガ、カナエ、どこまで知ってる?」「それが
last updateTerakhir Diperbarui : 2025-09-27
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第八話 カナエが行方不明~理由も不明
 実家へGO。事情を親父に話した。「うーん、そのスナキツネが成長してカナエちゃんを誘拐したんじゃねー?」 親父曰く「テキトーはまだちっちゃかったけど、でも生態がまだはっきりしてないんだからちっちゃいと思ってたらいきなり成長したのかもなー。それとお前の外出が重なって、テキトー?誰が名前つけたんだ?が連れ去ったんだろう」「名づけって、テキトーに連れていくってカナエに話してたら名前がテキトーになったんだよ!ギルドマスターが親父に頼めってさー。だから協力してください」「えー、それってお金出るの?」 子供にたかってる……。でもま、カナエとテキトーがかかってるしな。「俺のパーティーの金の管理は全部カナエが……」「それは大変だ!すぐに助けよう!」ゲンキンだな……。 まずは翼竜の巣。「お前……カナエちゃんに翼竜産ませたのか?」本気か?「……というのは冗談で。ここからカナエちゃんとスナキツネとなー」 こころなしか翼竜の子が怯えてる。人見知りか?「おい、お前。カナエちゃんは頭いいなぁ。足跡残してるぞ」 え?マジ?俺、気づかなかった。「香水とかは動物が気づくからなぁ」 さて、辿っていくか……。 ん?「おい、親父。俺の足跡辿ったんじゃないのか?」 実家にたどり着いてた。「いやぁ、おかしいねぇ」おかしいのは親父だ。カナエの足は俺の足よりもずっと小さいのによく気づかなかったもんだ。「子翼竜がカナエちゃんの匂い辿れるんじゃないか?」 子翼竜とコミュニケーションとれないけど、できるのか?「親父できるんだろ?」「できないよ?」なんで得意気?「子翼竜1匹連れていくかー?」うーん、そうなるのかなぁ?「でもさぁ、スナキツネって強いんじゃないの?それならおふくろが居場所を特定できるんじゃねー?」と俺は言う。「そうなのか……。でも母さんは巻き込まない。絶対に。こんな時に発表ー!ライガに弟か妹ができるよ♡」おい!「TPOのTとかもうぐちゃぐちゃだな。おふくろじゃなくても魔法使いならできるんじゃねー?」と俺は言った。「うーん。でもサタハユの魔法使いなんて弱々のヘボだぞ。どうする?」 自国の魔法使いをそこまで言うか……。「ギルドマスターがなんとかしてくれないかなー?」と俺と親父はギルドに行った。 親父、ギルドマスターと初対面。まさか猫とは思うまい。 事情
last updateTerakhir Diperbarui : 2025-09-27
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第九話 俺たちの生活~食費が……
巣は……大きな翼竜とスナキツネと俺とカナエでビチビチ。だが、まぁいいだろう。 翼竜は巣離れ(親離れ)するんじゃないのか?とも思うが、いる。この巣はヒジョーに食費がかかる。 俺は今日も翼竜の背に乗り、テキトーも乗ってるかな?、狩りに勤しんでいる。食費のためだ。 カナエは子翼竜を育て、食事を各々に作っている。そんな生活をしている。 なんかあったらギルドのほうから言ってくるだろう。『ライガ!お前の妹が寝返りをした!初めてだよー!』と親父。こういう連絡はどうでもいいからやめてほしいもんだ。 久しぶりにギルドから連絡があった。呼び出された。俺だけ。「まーた誘拐騒ぎを起こさせないようにしろよ!」とカナエに伝えた。 俺だけって不審だな。とりあえず行くか。「ライガ、久しぶり」ギルドマスターがフランクになってないか?「で、要件だが。これまた面倒でな……」この時点で俺は断りたかった。「サタハユの王が……」あぁ、もうやだ。帰りたい。「街のギルド対抗で試合をって。その街のギルドで一番強い選手を代表に街対抗でやりたいんだと。それで、このギルドだとライガが該当するんだけど……」 あの馬鹿王はまーだ姑息な事考えてるのか。そして、親父はこういうのがあるからギルドとかに所属してないんだな。拒否権ないし。「わかりました。武器は?」「使用不可」「え?マジ?」「ほとんど魔法使いだからね」「でも魔法使いだって杖持ってるじゃんか」「杖は武器に相当しないらしい」 はぁ、余程俺の息の根を止めたいんだな。「相手を殺すのはNGで半殺しくらいまでOKかな?」 まーた難しいことを。人間相手で手加減難しいのに。各ギルド代表だから強いんだろうし。修行にいいかな? 俺はついでに実家に行った。 ほう、この子が俺の妹とな。うむ。「親父ー。この子も俺みたく戦士として育てるのか?」「馬鹿を言うな!こんなに可愛いのに!そうそう、魔法使いの才能があってだなぁ♡ちっちゃいけど、魔法の弓をこの子は射る」 恐ろしい子だ。一刻も早くヒトとして成長してほしい。「そう、馬鹿と言えば。この国の馬鹿王がギルドの対抗戦をするんだとさ。で、俺がアキの代表。武器の使用不可。殺すのはNGで半殺しまでOKだったかな?人間相手で手加減て難しいから大変そうだけど、修行にはいいかなー。各ギルドの代表ってことは強い
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第十話 久しぶりの帰還~初対面
 カナエ、俺の妹に初対面。「可愛いー♡」「そうだろう♡」親父と何をやってるんだ? ま、こないだよりもヒトっぽくなったな。攻撃魔法とか、せめて首が座ってからにしてください。妹に敬語って変だけどさ。「おじさん、この子は魔法使いに育てるの?」「本人の資質だね。今のところ魔法使いだけど、サタハユにいたら強すぎだろう」「恐らく」それは俺も思う。あ、ちっちゃい弓が。親父、体で受け止めんのかよ……。「じゃあ、サタハユから引っ越しちゃうんですか?サタハユの最後の砦だと思ってたのに」 それは俺も思う。騎士団とか弱々だし。こないだの対抗試合も屁みたいだったし。「そうだなぁ、環境がいいところで育てたい」 俺は?めっちゃ蔑まれたりして育ったんですけど!「どっかいいところないかなぁ?アキのギルドマスターは知らないかな?」「アキもサタハユの一部だからね、保証はできないけど一応聞いてみる」「でなー♡夜泣きとかもするんだけど、矢が飛びまくって、母さん大変なんだよー」「それは大変ですね。私のとこの巣もまた増えて、子翼竜が。夜泣きされると、ライガが気絶させるんですよねー」「翼竜とうちの可愛いレイカちゃんを比べるな!」 今知ったぞ。レイカという名前。まぁ、レイカが夜泣きして気絶させることは親父しないだろうし。「あとな、あとな、すでに決定事項だが、レイカちゃんは嫁にやらん!」 本人の意向は?あ、無視か。俺も意向を無視されてこうして毎日鍛錬してきたわけだし。「えー?レイカちゃん、一人でおばあさんはきっと嫌ですよ。誰か側にいた方が……」「でも、嫁にはやりたくない」 禅問答だろうか?「俺らも帰らないと。夕飯の食材を狩りに行かないといけないし。俺は翼竜から落ちないぜ」 親父から一本とった気分だ。気分がいい。「さ、帰ろー。ぐふぅ、何しやがる!親父!」「何だか、腹が立ったから、ちょっと殴った」 すっげえ痛い。肋骨の1本くらい折れてるかもだなぁ。俺じゃなきゃ、病院送りだ。「帰る。じゃーな、おふくろも気を付けて」 そして帰路についた。「ライガ、大丈夫?」「多分。そうだな、肋骨の1本くらい折れてるかもだけど、そんなの日常だったし。そのうちなおるんじゃね?」「軽いなぁ。普通は家じゅう騒ぎになって、病院に行ったり、治癒魔法で治したりするもんだよ」「日常だったか
last updateTerakhir Diperbarui : 2025-09-27
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