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第195話・実験室

مؤلف: 新矢識仁
last update تاريخ النشر: 2026-03-04 05:25:49

 何だか血の臭いがぷんぷんする、と思ったら、するわけだ。

 黙々と切り刻む男によって限界まで切り刻まれたケンタウロスの肉体。

 クリスタルらしい透明容器の中、たっぷり培養液に浸された臓器……多分魔力受容体がずらぁり。

 解剖室だね、ここ。

 実験室でもあるね、ここ。

 魔力受容体とかの研究室だったりとかもするね、ここ。

「な、なんだ! 部外者は立ち入ることはできないはずなのに!」

 この世界でも実験の時は白衣なのか、白い服を着た魔物が、悲鳴を上げた。

 背後から感じる圧倒的な熱気。

「あの臓器は生きていると言えるか」

 ギリギリの声に、端末を向け、【再生】や【巻き戻し】を試すが、反応なし。

「神側の判断からすると、臓器だけでは生きているとは言えないらしい」

「まさか、生神……!」

「はい当たり。てなわけで、サーラ、好きなように」

 俺の横を熱風が駆け抜けた。

 魔物は悲鳴も残さず、魔力受容体と共に蒸発する。

 一瞬で温度は下がり、何もない部屋が出来上がった。

「ふう」

 こめかみに指を当てて、深呼吸しようとするサーラ。

「こういうのは、片っ端から焼いていっていいから」

「生き残らせる
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