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第225話・看板猫

مؤلف: 新矢識仁
last update تاريخ النشر: 2026-03-19 05:18:40

 プセマさんは御者台に座り、俺たちは馬の速度に合わせて歩く。

 プセマさんは最初馬車に乗せてくれると言ったんだけど、俺は断った。

 あんなに堂々と山賊が出てくるような場所で馬車に乗っていたら、奇襲に対応するタイミングを失う可能性もあると断ったら、「確かにそれはそうです……申し訳ありません、わたくしの考えが浅かったようです」と謝られた。むしろ好意を断って謝らなきゃいけないのはこっちの方なんだが。

 ミクンとアウルムは相変わらずグライフに二人乗りしているし、ヤガリはブランを引いている。コトラはピンっと尻尾を立てて先頭を歩く。

「子猫にしては足が太いです」

 プセマさんはコトラを見て、うむむと唸った。

「ただの猫ではないです……いえ、猫ですらないです。この正体は、一体……」

「看板猫」

 灰色虎を連れ歩いていると知られたら、何処から正体がバレるか分からないので、俺は地球の言葉で返した。

「カンバンネコ?」

「俺たちのマスコット。コトラを連れている行商人ってことで名前を売ってる、のかな」

「なるほどです、そう言う認知のされ方もあるのですね」

「俺も聞きたいんだけど」

 俺は常々の疑問を口にし
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