Se connecter翌朝、柔らかな朝日が寝室に差し込む中、エルゼはこれまでにないほど身体が”軽い”感覚で目を覚ました。
いつもの頭痛も、肌を滑る不快な感覚も、今は驚くほど静まっている。 「おはよう、エルゼ。気分はどうだい?」 枕元には、既に着替えを済ませたアルベールと、彼に寄り添うように立つエレノアがいた。 「おはようございます。お兄様、お姉様。……不思議、です。今日は身体が痛くなくて……!」 「ふふ。それは良かったわ。アルベール様が夜通しあなたの魔力を整えてくださっていたのよ」 「そうだったんですね……ごめんなさい、お兄様……」 しゅんと俯くエルゼに、アルベールは優しく微笑み、頭を撫でる。 「気にしないで、エルゼ。ごめんなさいよりも、エルゼにはありがとうって言って欲しいな」 「あ……ありがとうございます、お兄様」 「いいんだよ。エルゼが元気になるのは、僕にとって一番嬉しいことだ。……そうそう、エレノア」 「ええ、用意していますわ」 エレノアがエルゼのベッドに歩み寄り、持っていたベルベットの小さな箱の蓋を静かに開け、エルゼに見せる。 中にはアルベールの髪を煮溶かしたような細い銀に、昏く紅い魔石が飾られた指輪が収められていた。 「わぁ……綺麗……」 「さあ、エルゼ。私たちからのプレゼントよ。これを嵌めれば、あなたのその不安定な魔力も今みたいに安定するでしょう」 「……これを、私が……? いいのですか……?」 エルゼは、あまりにも美しい指輪に気後れしてしまう。 「もちろんだよ、エルゼ。さあ、自分の手で嵌めてごらん」 エルゼは促され、その白く細い中指に指輪を滑らせた。 カチリ、と。 指に嵌った瞬間、エルゼの脳裏を正体不明の寒気が走り抜ける。 「……ぁ、れ……? なんだか……指が熱く……」 「おめでとう、エルゼ。これでエルゼは僕たちの永遠の妹だよ」 「えいえん、の……? お兄様、意味がよく……」 兄たちの様子に戸惑うエルゼ。 「わからないわよね。でも、エルゼ。あなたは知らなくてもいいのよ。大丈夫。いつも通り私たちがあなたを可愛がることに違いはないもの」 「ああ、その指輪は僕たちとエルゼの”約束”の指輪なんだ。ずっと一緒にいられるように、とね」 エルゼの顔がパッと明るくなる。 「”約束”します! 私もお兄様とお姉様と、ずっと一緒にいたいです!」 「ああ、”約束”、だ」 アルベールはエルゼの頭を抱き込み、口付けを落とす。 いつもよりも体調が良く、はしゃぐエルゼには、これから何が起こるのか、想像すらできていなかった。 「少し元気にはなったけど、指輪の力が馴染むまで無理をしてはいけないよ」 「そうね。朝食の後は少し眠った方がいいわ」 アルベールとエレノアの優しい言葉にエルゼは素直に頷く。 「はい。無理をしないよう気をつけます。お兄様、お姉様」 三人は穏やかに朝食を摂り始める。 だが、エルゼの指に嵌った”隷属の指輪”には、すでにアルベールの思念によって、密かに命令が下されていた。 (【指輪:ゆっくりと発情】) 最初はただ身体がポカポカと温かく、体調が良いだけだと思っていた。 しかし、食事が進むにつれて、下腹部がドロリと重く疼き始める。 (なんで……? 魔力がまだ不安定なのかしら……でも、きっと休めば治るのよね……?) 湧き上がる得体の知れない快感を必死に抑え込もうとするあまり、エルゼの手は震え、楽しみだった三人での朝食が、まったく喉を通らなくなってしまった。 「食が進んでいないね、エルゼ。……やっぱり本調子とは言えないようだ。寝室に戻ろうか」 アルベールはエルゼの異変に気付かないフリをして、そっと抱き上げた。 そのままエルゼの寝室へと運び、エルゼを柔らかなシーツに横たえる。 「ごめんなさい、お兄様……折角の朝食だったのに……」 「いいんだよ。きっと少しずつ良くなっていくから、いつだって一緒に食事できる。……これから僕たちは用事で出かけるけど、エルゼはゆっくり休むんだよ?」 額に口付けを落とし頭を一撫ですると、アルベールはエレノアと共に部屋を出ていった。 一人残された静かな寝室。 眠ろうと目を閉じれば、余計に身体が疼く。 少しずつ身を焦がされ、眠るどころではなくなっていった。 「んっ……はぁ……」 もじもじと脚を擦り合わせ、快感を得ようと動くが、昂ぶっていくだけで発散はできない。 しかしエルゼは幼い頃から、「自ら身体を慰めるのは、ふしだらな淫乱のやることだ」と、厳しく教育されていた。 (どうしたら……! お兄様……お姉様……助けて……っ) 一向に疼きが治まらず、ついにエルゼはそっと自身の胸に触れてしまう。 「……っ、ああっ……!」 服の上から軽く触れただけで、全身に電撃が走った。 「んっ……、はぁ……はぁ……」 (もう少し……もう少しだけなら……) エレノアにされた”治療”をなぞるように、ブラウスの上から胸の尖りを指先でつまみ、カリカリと引っ掻く。 「ああぁ……っ!!」 そのたびに火花が散り、視界がチカチカと明滅する。 「あっ……あぁ……っ!!」 (もっと……もっと……っ!) いつしかエルゼは大胆にブラウスの前をはだけ、剥き出しになった先端に直接指を這わせる。 羞恥や罪悪感が綯い交ぜになり、ただひたすら快楽を求めていった。カイルが立ち去り、扉が閉まったのを合図に、アルベールはゆっくりとベッドに歩み寄る。そこにはまだ目隠しをされ、すべての穴を塞がれたまま、必死に腰を振るエルゼがいた。「さて……余計な観客はいなくなったね、エレノア」「ええ、お帰りなさい、アルベール様。エルゼは貴方の帰りを首を長くして待っていましたのよ? ……ねえ、エルゼ。アルベール様がお帰りになったわ」エレノアがエルゼの耳元で甘く囁き、口を塞いでいた杭のベルトを緩めて外す。解放された口から熱い吐息と共に、限界まで溜め込まれた快楽の残滓を吐き出す。「あっ……あぁ……っ! お、にいさま……おかえり、なさい……っ。あぁ……! からだが、あついの……たすけて……っ!!」エルゼはこの日、ずっと絶頂を許されず、ただひたすら沸騰直前まで昂ぶらされていた。震える手で声のする方向へ手を伸ばし、アルベールの服を掴むと縋りつくように絶頂を強請る。「ああ、素直ないい子になったね。僕がいない間に、随分と毒が溜まってしまったようだ。すぐに浄化してあげるから安心して」アルベールはエルゼの頭を一撫でして後ろに回り込むと、その細い腰を強く引き寄せ、後ろの秘孔に装着されていた無機質な杭を引き抜く。「うっ……あぁ……っ!」引き抜かれた時に腸壁を擦られ、身悶えるエルゼ。そして、物欲しそうにヒクヒクと蠢く後ろの穴。アルベールは自身の熱く、硬い質量をそこへあてがった。「あっ……おにいさま……はやく……っ、はやくほ
そして次の日も、さらにその次の日も。エルゼはエレノアにカイルのことを言えなかった。夜はエレノアの手ですべての穴を塞がれ目を隠され、忍んで来たカイルに口内と、そして腟内をも蹂躙される夜が続く。数日たった日の夜。その日もいつもどおり、エレノアに視界を奪われ杭を挿入されるエルゼ。しかしそこからは、いつもと様子が違った。「今日はエルゼが眠るまで、わたくしが傍にいてあげるわ」エレノアは優しく囁くと、うつ伏せになっているエルゼの上半身を膝に乗せ、慈しむように頭を撫でた。カイルのように激しく内側を抉るわけでもないのに、その体温に触れるだけで身体が熱を帯びてくる。(ああ……私、お姉様にまでこんな……汚い期待をして……っ)自己嫌悪と羞恥心に灼かれながらも、刺激に飢えたエルゼの身体は、エレノアの手のひらの重みにすら過剰に反応し、すぐに身体を反らし痙攣を始めた。「あら。思ったよりも、すぐに果てるのね? これなら眠るまで時間はかからないかしら。……いえ、でも、手伝ってあげた方がもっと早く眠れるわね」エレノアは、ずっと放置され、熱を持て余していたエルゼの胸の先に、ひんやりとした指先を這わせた。「ん、ぐ……っ!! んん……っ!!」電流が走るかのような鋭い刺激。エルゼの思考は一瞬で白く弾ける。「ほら、わたくしの指ではいくらイッてもいいのよ。たくさんイッて”毒”をすべて出してしまいましょうね」(おねえさま……イッても、いいの……? きもちよく、なっても、いい……?)その言葉が、エルゼの理性を繋
拘束された手首が擦れ、卑猥な水音だけが虚しく響き渡る。——『意識が落ちたら止まるようにして……』エレノアの言葉が脳内に木霊する。(……そうよ、意識さえ落ちれば止まってくれる……。止まって、お願い、落ちて……!)エルゼはわざと呼吸を乱し、限界まで快感を溜め込み、弾けるように激しく絶頂した。思惑通り、意識が暗い闇に沈んでいきそうになる。だが、貪欲に快楽を求める身体が、それを許してくれない。「まだ足りない」と訴える内側が激しく波打ち、無理やり身体を跳ねさせ、手首に食い込むリボンの痛みでエルゼを無理やり覚醒させた。(どうして……っ! そのままじっとしてればこれが終わるのに……っ!!)その時、静かに扉が開いた。(お姉様……? お兄様……?)恐怖と、僅かな期待に震えるエルゼの傍へ、その人影は無言で寄る。”あの夜”の暴漢と同じ、一切の感情を排した無機質な沈黙。訪れた者はエルゼの口を塞いでいたベルトを乱暴に外すと、エルゼの髪を掴み持ち上げ上向かせる。「ん……っ、あっ……」言葉を紡ぐ暇もなかった。一気に熱い欲望の証が、エルゼの喉奥を貫いた。「んゔ……っ!! ぐ、ぅ……!!」視界を奪われたまま、喉を塞がれ、胃の底まで押し込まれるような蹂躙。前後の杭に加えて、暴力的な熱い怒張がエルゼを襲う。「ふ…&helli
エルゼは濡れた目でエレノアを見つめる。「お姉様……」「心配しないで、エルゼ。わたくしがいつも通り”手伝って”あげるわ。少し待っていて頂戴」エレノアは自室へ戻りいくつかの箱を持ってきた。その箱から最初に取り出したのは、黒いベルトの付いた杭——あの口枷だった。「さぁ、まずはこれを着けて……。淑女がそんなはしたない声を漏らしてはいけないもの。我慢できなくとも、これが声を受け止めてくれるわ」エレノアは手早く、エルゼの口を杭で塞ぎ、ベルトを頭部に回しきつく締めた。そして、次に箱から取り出したのは、車椅子につけられた杭よりも一回り小さな杭だった。以前気付かれずにエルゼを長時間責めていたものと同じ。エレノアはエルゼを再び四つん這いにさせると、抵抗する間もなく、背後からその杭を最奥へと突き入れた。「んん……っ!!」指輪により発情させられているエルゼの身体。異物感と期待感を持って、すんなりとそれを受け入れてしまう。エルゼの内壁は、挿入されただけでヒクヒクと卑しく蠢き、カイルのものとは違う冷たい硬質な感触に、媚びるように身体が反応してしまう。「暴れないように、少し拘束するわね」エレノアはエルゼの手首を後ろ手に、絹のリボンで手際良く縛り上げた。「これで準備は整ったわ。【杭:ピストン中】」「んん……っ!! ん……ぅ……っ!!」口内と秘部。上下の口をピストンによって昨日のように蹂躙されるエルゼ。突然の強い快感に身体をよじらせるが、自由を奪われた身体は、ただ衝撃を受け止めることしかできない。
一晩中カイルに犯されたエルゼ。翌朝には、まるで何もなかったかのように寝具は整えられ、眠っていた。「エルゼ、おはよう。体調はどうだい?」アルベールが入室するが、エルゼは未だ眠りから覚めない。「この時間に眠っているのは珍しいね。カイル、何かあったのかい?」「昨夜エルゼ様は一晩中うなされておいででしたが、明け方ようやくお眠りになられました」「そうか。カイルもずっとついていてくれたんだね。仮眠を取ってきていいよ」「ありがとうございます。それでは失礼します」カイルは一度振り返りエルゼを見て、優越感に浸りながら退室した。「ふふ……エルゼにとっては確かに”悪夢”だったかもしれないね」アルベールは慈愛に満ちた手つきでエルゼの髪を撫でる。「さあ、エルゼはどうなっているかな? 【指輪:催眠解除】【覚醒】」エルゼは二度と開きたくないと願った、泥のように重い瞼を持ち上げ目覚める。「おはよう、エルゼ」アルベールの穏やかな声。それを認めた瞬間、エルゼは堰を切ったように泣き出した。「お兄様……! 助けて、ください……っ」エルゼはアルベールの胸に縋り、止めどなく溢れる涙でアルベールの服を濡らす。カイルに喉を絞められ、獣のように扱われた記憶が、今も体の奥底で熱く脈打っている。「どうしたの、エルゼ? そんなに酷い悪夢だったのかい?」「……カイル、が……っ! お兄様、私、私……。あんなに何度も……っ! 騎士の子なんて……宿し
アルベールとエレノアからたっぷり可愛がられ、カイルに凌辱され、体力が尽きかけそうになった、その時。静かな部屋にノックの音が響いた。「……っ!」エルゼは咄嗟に両手で口を押さえ、声を噛み殺す。「エルゼ、眠れたかしら?」扉の向こうから聞こえるエレノアの優しい声。今まで柔らかだった中が恐怖でギュッと締まり、エルゼの極限の緊張を感じ取ったカイルは、それを愉しむように奥を抉り、激しく腰を叩きつけた。「……っ!! ぐ……っ! んん……!」「……手が、止まっていますよ」耳元で囁かれ、エルゼは涙をポロポロと流しながら、必死に首を振る。それを無視し、下腹部——身体の外側から子宮を圧迫しながら、挟み込むように内側を抉っていく。エルゼの腰は跳ねることも許されず、逃げ場を失った衝撃に、ただ僅かに背を反らせることしかできない。「ふっ……んく……っ! ん……っ!!!」(駄目……駄目……!! あぁ……! イッちゃう……っ!)エルゼが激しく身体を震わせると同時に、カイルは子宮に熱い精を浴びせかけた。その熱に反応し、ビクビクと痙攣しながら、熱を逃すまいと無意識にカイルの身体を脚で引き寄せる。「……ちゃんと眠っているみたいね。おやすみなさい、エルゼ」安堵したようなエレノアの足音がようやく遠ざかっていく。エルゼはようやく、口元から手を離した。「ん……っ







