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エイルとティの邂逅…敵の哀れな操り人形・鎧姿のティ、アーシュの異母妹

last update Last Updated: 2025-04-12 16:53:06
ある日、王都の街の中

今日はエイルさんとワン子は街の広場の階段に居たのです、ワン、

アーシュさんとは待ち合わせ中、ワン

「疲れた?ワン子さん、後で、露店でジュースとお菓子を買おうね」

すると…

突然!

階段の途中の道から 空中に炎! 円を描きながら

今度は中心に黒い空間が現れて中から 戦士が二人飛び出した。

カッシャーン! 剣が響きあう音

なんだなんだ!

竜の顔をした 、いかつい鱗の身体の戦士と

細身の全身 、鎧の戦士が戦ってますワン!

細身の戦士は収縮する槍のようなもので闘う!

あ!細身の戦士からは魔法の炎まで飛び出した!

踊るように互いに剣を交わしあう!

凄い!

小柄な細身の戦士が

あの竜の顔の戦士の大きな剣を

軽々と 打ち返している、ワン、ワン!

◆ ◆ ◆

「ワン子さん! 」「あ!エイルさん 」

騒ぎに驚き 、エイルさんが、ワン子の身を心配して 飛び出し来た、来た、ワン、ワン!

竜の顔の戦士の顔を見て驚く! エイルさん

「セルト将軍! どうしたの?

貴方はお城にいるはず」 エイル

「えっ! 知り合いですかワン

エイルさんに気がつくと

今度は細身の戦士は、エイルさんを羽交いめにした。

細身の戦士にエイルさんが、囚われた、ワン

細身の戦士は、短い魔法の永遠

「魔法の炎!我らを跳ばす、門となれ!」

呪文を唱え 魔法の炎に包まれると

エイルさんごと 二人は消えたワンワン!

◆ ◆ ◆

…と、ある民家の中

「エイル、エルトニア」

うっとりする綺麗な優し気な美声、気を失っていたエイルが目を覚ます。

其処には細身の全身を鎧で包まれた戦士

この声は・・まさか?

顔色を変える エイル

鎧は呪文と共に 水銀が溶けだすように 溶けゆく なびく長い艶かな黒の髪

切長の瞳で アーシュと同じ 深紅の瞳

・・

深紅の瞳、黒の王女、ティ、ティンタル王女

◆ ◆ ◆

彼女、エイルを誰より、大切にしている

彼、アーシュと同じ瞳

時に光の加減で深みを帯びた深い色合いにも 金色にも

燃えるような赤い色にも見える不思議な瞳の色

そうして、その麗しい姿は、白い百合か、牡丹の花のように美しい女性が現れたのだった。

◆ ◆ ◆

彼女は近くに隠していたリュートを手にする 。

「久しぶりだこと‥可愛いエイル、エルトニア
たかぎまゆみ(ののちゃ)

アーシュの異母妹ティ、彼女は敵に従う呪いの入墨をされてます 魔力はティの方が格段に上、剣技は拮抗かな?アーシュの母親は人族の為、やや、彼女と比べると低い、、アーシュは、言うならば、ハーㇷエルフかな?寿命もエイル達より、少し短いですが、実際は小康状態ですが、戦乱の時代なので、みんな、怪我、戦死の確率が高いです

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