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第124話

Auteur: 栄子
克哉に熱心に誘われて、史也は断りづらかった。

だが、今夜すでに約束があったのだ。

少し考えて、彼は克哉を見た。「私はこのあと文化庁の渡部先生と弁護士のチームと夕食の約束があるんです。綾辻さんも、もしよかったら一緒にどうですか?」

克哉は軽く微笑んだ。「骨董品保護事業に貢献する人は、皆尊敬しています。ご紹介いただけるなら、それに越したことはないですね」

......

星城市の隠れ家レストラン。

史也たちが個室に到着した時、渡部先生たちはすでに到着していた。

渡部先生と史也は同窓生で、学生時代から気が合っており、この歳になっても、業界のために力を尽くそうという志を持っているのだ。

「近藤先生、いらっしゃい!紹介するよ、この方は北城で有名な凄腕弁護士、碓氷先生だ!」

誠也の名前を聞いて、綾と輝は共に動きを止めた。

そして、2人は顔を見合わせた。

輝は「チッ」と舌打ちした。「世間は狭いな!」

綾は唇を噛み、深く頷いた。

こんなところで会うなんて、本当に狭い。

「この二人は碓氷先生チームの奥山先生と古川先生だ......」渡部先生は史也たちが来る前、すでに誠也としばら
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