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第859話

Auteur: 栄子
翌朝の7時。

裕也に握られた真奈美の手を少し動いた。

ベッドの脇にいた裕也は、ハッとして目を覚ますと、すぐに手を離した。

すると真奈美のまつげが震わせながら、ゆっくりと目を開けた。

彼女は徐々に意識を取り戻したのだ。

すると裕也は尋ねた。「目が覚めたか。気分はどうだ?」

真奈美は裕也を見つめていた。目が覚めたばかりで、思考はまだ少しぼんやりとしている。

しばらく裕也を見つめた後、眉をひそめて尋ねた。「裕也さん?」

裕也は笑った。「俺もそんなに変わってないみたいだな。まだ覚えていてくれてたなんて」

「いつ国内に戻ってきたの?」真奈美は辺りを見回し、再び裕也を見た。「それに、どうして私がここにいるの?」

「昨日、あなたは工事現場で無理をしたせいで、家に帰った後、高熱を出したようだ......」

裕也は昨日の出来事を真奈美にありのまま説明した。

話を聞き終えた真奈美は、自分の額に手を当てた。「今はもう大丈夫みたい」

「すぐに病院に運べたおかげだ。あと二三日入院して様子を見て、他に症状がなければ退院できるさ」

真奈美は頷き、さらに尋ねた。「昨日はずっとここにいてくれ
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