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第562話

Author: 雲間探
金曜日の夜、玲奈は茜から電話を受け、すぐに会いに来たいと言われた。

その時、玲奈は青木家で夕食を取っていた。

玲奈が答える前に、青木おばあさんが代わりに承諾した。

翌日、玲奈は茜や青木家の人々と出かけ、夜まで遊んで帰った。

茜は元気いっぱいで、一日中遊んだ後も帰り道では興奮気味に、スマホを手にしながら近寄ってきて言った。「ママ、今度もまたカメちゃんと遊びに行きたい」

茜が見せたのは、一緒に亀を捕まえ、お風呂に入れてあげた写真だ。

玲奈はちらりと見て言った。「うん」

茜は疲れていない様子だが、彼女はかなり疲れている。

茜は彼女の疲れを察したのか、おとなしく座り直した。「ママ、疲れてたら休んでね」

そう言うと、再び自分のスマホをいじり始める。

どうやら、誰かとチャットしているようだ。

玲奈は軽くうなずき、視線を戻す。

茜は今日撮ったたくさんの写真を、智昭に送信した。

ちょうどその時、智昭と優里が夕食を食べ終わった頃だ。

茜からの写真を受け取った智昭は、開いて見始める。

優里がトイレから戻ると、彼が写真を見ているところを見て、一瞬足を止める。

写真には茜も玲奈も写っている。

しかし、写真の中の玲奈はとても楽しそうに笑っていて、そして……非常に美しく見える。

智昭は一見茜を見ているようだが、優里にはわかる。彼が写真を拡大して見ているのは、実は玲奈だ。

彼女が戻ってきたのを見て、智昭はスマホを置いた。「戻ったか?」

「うん、行こう」優里はいつも通りにバッグを手に取り、聞いた。「茜ちゃんからの写真?今日は楽しそうだったわね」

「ああ、今日はリゾートに行ったようだ」

智昭は茜からのメッセージを読み終え、個室を出ながら音声メッセージで返信した。

「写真はよく撮れてる。でも、楽しかったとしても、明日はまた授業があるのを忘れずに」

茜はメッセージを受け取り、口を尖らせたが、「わかったよ」と返信した。

優里は急に振り返り、智昭の手を握った。「智昭、明日行きたい場所があって、一緒に行ってくれる?」

智昭は少し間を置いて尋ねた。「明日の何時?」

「朝に出発する」そう言うと、彼女は微笑んで続けた。「茜ちゃんのことは、少し後回しにしてもらえてもいい?」

智昭は彼女がどこへ行きたいのかを追及せず、優里が自分と茜の時間を奪うことが、あまり良くな
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Comments (81)
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松岡朋子
シマエナガさん…そうなんですよ…本当に今まで何のために読んできたのか…まさしく同意見です…。
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ササヤマレイコ
ここ最近の話がなーんか雑に見えるのは私だけでしょうか?
goodnovel comment avatar
りひと
話が進まなさすぎでもはやどういう話だったか分からなくなる
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