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第1137話

Penulis: 風羽
ほどなくして、正月がやって来た。

気づけば、願乃が旅立ってから、すでに半年以上が過ぎていた。

この半年のあいだに、鈴音は手術を受けた。

それでも、彼女はしぶとく生き延びた。

体調が回復すると、鈴音は毎日のように彰人にまとわりつき、別荘へ迎えに来てほしいと電話をかけ続けた。

だが彰人は彼女の電話を取ることはなかった。

代わりに、古びたリハビリ専門の療養病院に入院させ、世話役として麗子をつけた。

月給百万円。

麗子はそれだけで十分に満足していた。

そうして、春が過ぎ、夏が来て、やがて秋冬が巡ってきた。

彰人には願乃からの便りは一切なかった。

顔を合わせることも、当然ない。

結代の口からも、願乃の名前が語られることはほとんどなかった。

そのうち彰人はどこか現実感を失っていった。

結代の存在がなければ、自分は本当に願乃と愛し合い、結婚し、あの幸福を手にしていたのかどうかさえ、疑わしくなっていたかもしれない。

正月になると、彰人は何度か周防家を訪れた。

だが、そこに願乃の姿はなかった。

――正月ですら、帰ってこない。

やはり、俺に会いたくないのだろう。

二度
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