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105話

작가: 籘裏美馬
last update 게시일: 2026-03-17 18:40:22

それから、誠司の行動は早かった。

まだ捜査中で、田島は逮捕された訳ではない。

にも関わらず、Seaのデザインが流出した事。そして、他社に売ったのは社長秘書だった田島が行った事を発表したのだ。

その話は、瞬く間に業界内に駆け巡った。

もちろん、誠司の会社でもその話は一瞬で全ての部署に回り、社員達は田島を罵り、なじった。

そして、それはもみじも──。

髙野辺も知る事となる。

もみじの自宅。

もみじは、応募するデザイン案がキリのいい所まで出来、少し休憩をしようとネットを開いた。

すると、ネットニュースで【Seaのデザイン流出!?犯人は、社長秘書】とでかでかと記事が載っていて。

もみじはぎょっとしてそのニュースを急いでタップした。

「わ、私のデザイン!?どのデザインが──」

まさか、厳重にセキュリティをかけているのにデザインが流出してしまったのか──。

慌てたもみじが記事を読み始めて、すぐ。

自分の事ではなく、胡桃の──偽物の【Sea】に関するニュース記事だと分かり、もみじは胸を撫で下ろした。

「び、びっくりした……でも、それにしても……」

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