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第220話

Author: 霜晨月
last update publish date: 2026-10-07 17:59:47

「一度目は覚ましたんだが、精神的にかなり不安定でな。今はまた眠っている」

颯斗は緊張した面持ちで哲を睨みつけた。

「不安定だって?

あんた、あいつに何かしたんじゃないだろうな?」

練は哲に対してわだかまりを抱えており、普段から敬遠している。だが今回はよりによって、自慰の最中に気を失ってしまったのだ。あんな無防備で惨めな姿を、練が哲に見られたくなかったであろうことくらい、火を見るより明らかだった。

もし哲が意地悪をして、練の目の前で何かを言ったり、刺激するようなことをしたりしていたら……

駄目だ、これ以上は考えられない。

哲は颯斗をちらりと一瞥した。

「何かとは何だ。

俺がこいつを見つけた時、どういう状態だったか、君も知らないわけじゃない

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