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エリンシアの出産

last update Petsa ng paglalathala: 2025-10-28 10:21:02

「お湯を沸かさないと!」「エリンシア様!」

エリンシアの出産で、家の使用人に

手伝い来た数人のアーサーの親戚に友人の妻達が走り廻っていた。

「まだ、薬師は?それとも産婆は来られないのか?」

「大雪で動きが取れないらしくて…」

そんな騒ぎの中で

広間のソファで一人、御茶している一人の少女の姿

本来は20歳を越えたが

ティンタルは種族の特性から

18歳前後で姿を留め、ひさしい

長い黒髪、長いエルフのような耳がピクンと

騒ぎに反応して、動く

「……大変そうね」のんびり、まったり

御茶にティナの作った焼き菓子を召し上がる黒の王女ティンタル

「あ、あの…ティンタル様は怪我で療養中の客人なので

ごゆっくりされて下さい」気を使う使用人

「すいません、ティンタル様」アーサーも湯を沸かす薪を運びながらの一言

「ええ、そうしているわ」ティンタル

「ティンタル様、ティ様、御茶のお代わりと新しい焼き菓子です」

小さなティナがお盆に乗せた御茶に焼き菓子を差し出した。

「ティナ、ありがとう」当たり前のように優雅に御茶を飲むティンタル

「はい、ティンタル王女様」小さなティナ

小さなティナの赤毛の頭を撫でる

ティン
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