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第二十六話:黒鷹パパとデート?

Author: 古紫汐桜
last update Last Updated: 2026-02-19 19:00:00

「こずえ、出掛けるぞ」

鳩村課長を玄関でお見送りした後、突然、野宮部長が言い出した。

「え?た~ぼ~も出掛けるんですか?」

と首を傾げると

「こずえ、聞いてたか?お前と出掛けるんだよ」

そう言って、私の鼻をつまんだ。

「それから……、外に出たら『貴生』と呼べ」

と言われ

「えぇっ!いきなりハードル高いです!」

と返す。

すると私の頭を撫でながら

「さん付けでも良いから。分かったか?」

優しく言われ、調子が狂う。

「分かりました」

頷いてから

「じゃ、行くぞ」

と腕を掴まれ

「待って下さい!た……貴生さんは、外出しても大丈夫な普段着ですが、私、スウェット上下なので……」

慌てて叫ぶと、野宮部長は

「別に構わないが?」

などと言ってきた。

「いやいや、私が困るので!すぐ着替えるので、待っていてもらえますか?」

と言うと、野宮部長は小さく笑い

「分かった」

そう言って頷いた。
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