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第13話(21)

ผู้เขียน: 北川とも
last update วันที่เผยแพร่: 2026-01-18 20:00:03

 軽く咳き込んだ和彦は、モゾリと身じろいで寝返りを打つ。うつ伏せとなって、布団から手を出してみると、肌に触れる空気はふんわりと温かい。

 誰かが気を利かせて、客間のエアコンを入れてくれたようだ。おかげで、朝の身震いするような寒さは感じなくて済むが、その代わり、ひどく空気が乾燥している。

 もう一度咳き込んだ和彦は、ようやく薄く目を開く。障子を通して、朝の柔らかな陽射しが室内に満ちていた。

 緩慢にまばたきを繰り返しながら、どうして今朝は、体が心地いい充足感に満たされているのだろうかと考えてすぐに、小さく声を洩らす。布団に包まった体の体温が、わずかに上がったようだ。

 昨夜は、千尋と体を重ねたあと、しばらく布団の中で睦み合っていたのだが、そのうち眠ってしまった。よほど眠りが深かったのか、千尋が布団を出たことすら気づかなかった。

 千尋の寝顔を見ておきたかったなと心の中で呟いた和彦は、すでにいない青年の姿を思い返しながら、敷布団の上にてのひらを這わせる。

 このとき、なんの前触れもなく布団
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