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第204話

Author: 霜晨月
last update publish date: 2026-10-01 18:08:06

「修」

澪の声が、ふっと暗闇の中から響いた。

「なんだ」

「ねえ……私たち、ここで死んじゃうのかな」

修の心臓が激しく収縮した。

その声は硬く、まるで自分自身に言い聞かせているかのようだった。

「そんなことないさ。丸山が必ず見つけてくれる」

「もし見つからなかったら?」

修は答えなかった。

澪の声が、ふっと微かになる。

「でも、もういいや……見つからなくても。あなたと一緒に死ねるなら、それも悪くないかも」

修の胸が強く締め付けられた。まただ。この奇妙な感覚。

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