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第123話

Auteur: ドドポ
「それは……」

澪が言い淀んでいると、すかさず青子が野次を飛ばした。

「そうよそうよ、呼んでよ!一人増えたって構わないでしょ」

澪は困って視線を落とした。

彼氏がいると言ったのは、社内の噂を消すためだったが、どうやら墓穴を掘ったらしい。

「夏目さん、まさか彼氏なんていないんじゃ?」

青子が吹き出した。

「やっぱり噂通り、不倫専門だったりして?」

数人が青子につられて笑った。

澪は洵を一瞥したが、彼は何食わぬ顔でヒレカツの皿をテーブルに運び、まるで彼女が愛人呼ばわりされていることなど自分には無関係だと言わんばかりだった。

「澪さん、実は……そんなに無理しなくてもいいのよ」

千雪が慰めるふりをして澪の肩を叩こうとしたが、澪は避けた。

「千雪、構うことないわよ」

青子が千雪を引き戻した。

「あなたはお人好しすぎるのよ。こんな女に助け船出すことないって」

全員が澪の笑い者になるのを待っていた。洵を含めて。

澪は顔色を悪くしながらスマホを取り出し、ある人物にラインを送った。

「あらら、本当に彼氏がいるの?まさかレンタル彼氏じゃないでしょうね!」

青子が腹を抱え
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