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第396話

مؤلف: ドドポ
澪は千雪と視線を交わした。

こんな土壇場になっても、まだ洵の名前を出して自分を刺激しようとする千雪の往生際の悪さに、澪は感心していた。

千雪は、こう言えば澪の瞳にせめて屈辱や抑え込んだ苦痛の色が浮かぶだろうと期待していたのだ。

澪に活路を断たれた以上、自分だって澪をいい気分にさせるつもりは毛頭なかった。

しかし、澪の眼差しは微塵も揺らがなかった。

苦痛どころか、その唇にすら笑みが浮かんだ。

「洵が本当にそこまであなたを愛しているなら、私がこんなにスムーズにあなたの会員資格を取り消せると思う?」

澪がこう問い返したのは、単に目には目をのやり方で言い返しただけだった。

洵がこの件をまだ知らないのか、あるいは知っていながら静観しているのか、澪自身も知る由はなかった。

ところが予想に反して、千雪は突然両目を真っ赤に腫らし、狂ったように罵り始めた。

「全部あなたのせいよ、この泥棒猫!あなたさえいなければ、洵が私を冷遇するはずがないわ!」

千雪は手を上げて澪の頬を張り飛ばそうとしたが、逆に澪から強烈なビンタを喰らう羽目になった。

この一撃は、澪もかなり力を込めていた。

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