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第574話

Author: ドドポ
洵の口角が、あからさまに引き下がった。

その投稿をしたのは、祖父の厳だった。

二枚の写真のうち、一枚は厳と澪のツーショットで、写真の中の厳はこれ以上ないほど満面の笑みを浮かべていた。

洵の記憶の中でも、祖父がこれほど心から嬉しそうに笑っている姿を見たのは久しぶりのことだった。

そしてその隣に写る澪もまた、心からの笑顔を弾けさせていた。

その心の底から溢れ出るような幸福な笑顔は、洵もまた、信じられないほど長い間、彼女の顔で見たことがなかった。

あるいは、澪は彼といる時に、一度もこんな風に笑ってくれたことはなかったのかもしれない。

昔……千雪が帰国する前には、もしかしたらあったのかもしれない。

しかし、当時の彼はそれに全く注意を払っていなかった。

今になって彼がどれほどその笑顔を見たいと願っても、澪はもう二度と、彼に対してそんな風に笑ってはくれないのだ。

洵は深く眉をひそめ、スマホをきつく握りしめた。

タイムラインのもう一枚の写真は、テーブルに所狭しと並べられた料理の写真だった。

どれも豪華な料理ではなく、家庭的な料理ばかりだったが、一皿ごとの量は少なく抑えられ、代
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