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第14話 傷の後味②

مؤلف: 相木ふゆ彦
last update تاريخ النشر: 2026-07-13 18:44:00

「お、あれカガリじゃね?」

 軍服から部屋着に着替えた霧山が声をあげた。

 男女共同ルームで休んでいた数人が、窓に張り付く。

「また本部に呼ばれてたんかアイツ」

「くっそー異髄力二個持ちのチート野郎め」

「入隊五年目の俺も、そのうちあいつの部下ルートかもな……」

「不知火くんってコープスイングの個人スピード、あの鬼山中佐の次なんでしょ。かっこいいわー」

「狙うなら今なのに、鉄壁~」

 共同ルームにたむろする隊員が、口々に好きなことを言う。

 カガリの同期の阿部と霧山は、高校時代からこうしたことを聞きなれていた。

 よって、聞こえないふりだ。

 何か言い返すと、カガリの弱点を知らないかとか余計な詮索がくる。

「カガリのやつ、なにかと目立つからなぁ」

「おれなら嫌だよ、胃が弱いからな」

 ひそひそ言っていると、カガリは着陸斜路に降り立ってそのま
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