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第454話

Penulis: 桜夏
ステップを踏むうちに、彼女の気品ある佇まいと、その澄んだ黒い瞳がはっきりと見えた。

途端、翼の目は輝き、口の端が吊り上がった。その瞳には、驚きと喜色が浮かんでいる。

素晴らしい。これほど美しく、それでいて男を知らない。彼女こそ、今夜の自分のターゲットだ!

翼は最上階から三階へと下り、より近くで観察することにした。まるで獲物を狙う狩人のように、彼女を密かに窺っていた。

恋愛経験の有無を、翼は見分けることができる。相手はまだ学生かもしれない。世間知らずの娘なら、落とすのは容易い。

ワルツが一曲終わると、短い休憩時間が訪れる。翼は彼女を探すため、フロアに下りようと準備を始めた。

早く手を打たなければ、他の男に先を越されてしまう。

だが、一階のダンスフロアを歩き回っても、彼女の姿は見当たらない。ピンクのドレスの彼女は忽然と姿を消し、まるで幻だったかのようだ。

一周探しても見つからず、翼はため息をついて諦めかけた。その場を去ろうとしたとき、次の曲が始まった。今度は情熱的なチャチャチャだ。

無意識に横を向いてフロアに目をやると、彼は再び息を呑んだ。

心を射抜かれた彼女が、再び現
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良香
理恵だったら爆笑もんだが、こんな透子さんみたいな感じになるかな? 理恵なら意外と人見知りだったりするのか?もしくは翼だと知ってて、わざとそうしてるのか?
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