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第1134話

Auteur: 小春日和
「それはもちろんだ!」

「さっき福本社長が言ったのは、うちの会社が危ないってことかと思ったよ」

「そんなはずない。冬城グループの株をお前たちが握っているんだから、どうして危険があるって言うんだ?いざとなれば美桜が一人来るどころか十人来たって、お前たちに手を出せるわけがないだろう?」

福本英明は慌てて取り繕った。

真奈は目の前の茶を一口含み、飲んでからそれがコーラだと気づいた。

真奈は思わず福本英明の様子を窺った。

福本英明は食事中で、目の前にいても身だしなみを気にする様子がまるでない。

真奈は遠回しに尋ねた。「福本社長は海外では手段が厳しく、仕事が迅速果断だと聞いている。もしMグループが福本家と提携できれば、海外どころか海城を席巻するのも難しくないはずだけど、福本社長はどう思う?」

「ごほっ……ごほっ!」

福本英明は真奈の言葉を聞いて、危うくご飯を喉に詰まらせそうになった。

手段が厳しい?迅速果断?

それって自分のことか?それは親父の話だろう!

Mグループと福本家が提携?

自分のひと言で決まるようなことじゃない!

「瀬川さんのおっしゃることはごもっともで……
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