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第19話

Auteur: 笑々DD
健司の目はうっすら赤く、その声には理解できぬ絶望がにじんでいた。まるでそれが、彼が唯一つかめる言い訳であるかのように。

「どうしてだ?……ただ子供がいなくなったからか?俺たちがやり直せば、これから何度だって子供は……!」

私は首を振り、声は静かでありながら確固としていた。

「違うわ」

「じゃあ、原田恵のせいか?あの女のやったことは、もうとっくに相応の報いを受けさせたんだ!」

健司は焦りながら説明し、私を引き戻す理由を必死に探そうとしていた。

まるで、納得のいく理由さえ見つかれば、すべてが元通りになるとでも思っているようだった。

「小春、もう一度だけチャンスをくれ……!」

健司の、未だに悟れない様子を見て、私はかすかにため息をつき、淡々と言った。

「でも、一度起きてしまったことは、もう元には戻らないの。私たち、前を向くべきよ」

「健司、私たち……似合わないの」

彼は、とんでもない冗談を聞いたような顔をした。

「……似合わない?」

「小春、君自身が言ったじゃないか。俺たちは運命の相手だって!」

私の口元に嘲笑の笑みが浮かび、声には冷たさが混じった。

「そうかし
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