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第 10 話

Author: にゃんさま
でも、もう私には関係のないことだった。

それから先、私は渉と会うことはなかった。

別の街へ行き、博士課程に進み、海外へも留学した。

かつて自分が思い描いていたものとは、まったく違う道を歩むことになった。

それでも、その道は同じように輝いていた。

これからの人生も、きっとそう。

私自身が選び、私自身の手で切り開いていく。

……

渉が再び望に会ったのは、5年後、共通の友人の結婚式でのことだった。

渉はわざと会場の隅に立っていた。照明がほとんど届かない場所。

明るい光の下にいる望とは正反対だった。

彼女は昔とほとんど変わっていなかった。

笑みを浮かべ、ときどき頷いている。

この数年間、望の近況を、渉
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