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第41話

Penulis: marimo
last update Terakhir Diperbarui: 2026-01-08 20:18:25

 料理が少し減った皿を前に、真琴はワインを揺らしながら、にやにやした視線を楓へ送ってきた。

 その表情で、次に何を聞かれるのか楓はもうわかっていた。

「で? 冬真くんと、あのあとどこへ行ったのよ?」

 ついに核心に触れてきた。

 真琴の声音は軽いのに、その目はまるで獲物を逃がさない獣のように鋭い。

 楓はグラスを指でなぞりながら、ふと昨夜の感触を思い出していた。

 昨夜――胸の奥に熱が灯り、呼吸もままならなくなった夜のこと。

 冬真に抱きかかえられるようにしてホストクラブを出た瞬間、

 外の冷たい空気に触れる間もなく、二人の唇は再び激しく求め合っていた。

 ドアが閉まる音すら、もう耳に入ってこなかった。

 冬真の手は楓の腰をしっかりと抱き寄せ、

 楓の背中まで熱が流れ込むようだった。

 唇が離れたとき、楓は自分がどこに立っているのか、一瞬わからなかった。

(……私、どうなっちゃってるの?)

 呆然としたまま冬真に支えられ、彼が止めたタクシーへ半ば引き込まれるように乗り込んだ。

 ドアが閉まると、世界がふたりだけになった。

 けれど――タクシーの中では、奇妙なほど何も話さなかった。

 沈黙。

 暗闇。

 近すぎる距離。

 触れれば再び崩れ落ちてしまいそうなほどの熱。

 冬真はただ、楓の手を離さなかった。

 タクシーが停車したとき、楓ははっと我に返る。

「ここは……?」

 窓の外には、高層の豪華マンションがそびえていた。

 ライトアップされたエントランスが、ホテルのように華やかだ。

「俺の家」

 冬真はそう言って、ドアを開けた。

 その横顔は、甘くも鋭くも見えて、楓の心臓が跳ねた。

 エレベーターへと導かれ、乗り込む。

 静かにドアが閉まる――その瞬間。

 冬真は楓を力強く抱きしめ、唇を重ねてきた。

 息を奪われるような、深くて熱いキス。

 背中に回された腕の温かさに、楓の心が完全に溶けていく。

 部屋のドアが開くと同時に、すべての理性が崩れた。

 部屋に入った記憶は曖昧だ。ただひたすら、お互いを求めた。

 キスをしながら廊下を歩き、

 肌に触れる指先が熱くて、

 お互いの服を急くように脱がせ合い――

 ベッドに倒れ込んだ。

 何度も、何度も。

 まるで離れたくないと証明するかのように、激しく愛し合った。

 楓は自分がこんなふうに誰かを求
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