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第20話

Auteur: 浅羽 みお
砕けた陽の光が、薄暗い空間の中にまだらに差し込んでいた。

その光が照らし出したのは、少し離れたところにいる、やつれ果てた風雅の姿だった。

たった数日で、彼は一回りも二回りも痩せたように見える。

頬はすっかりこけ、目は充血して真っ赤になっている。

夢乃が目を覚ましたのを見ると、風雅は震える声で問いかけた。

「夢乃……お前、もしかして……全部、思い出したのか?」

探りを入れるような言い方だった。

「いつのことを聞いてるの?

最初、何の防備もなく、あなたに記憶をぐちゃぐちゃに消されたときのこと?

それとも、茜と手を組んで、無理やり電撃で記憶を消そうとしたとき?」

その言葉に、風雅はその場で凍りついた。

「じゃあ、お前……そのあとずっと……」

「そのとおりよ、風雅。がっかりした?

自分が猿みたいに弄ばれてたって知った気分は、どう?」

夢乃は顔を上げ、まっすぐ彼を見た。

その瞳には、もはや一片の迷いもなかった。

鋭い言葉は、鋭利な刃物のように、容赦なく風雅の胸に突き刺さる。

心臓を握りつぶされるような痛みに、彼の心が震えた。

覚悟はしていたはずなのに、その事実をはっきり突きつけられた瞬間、頭の中は真っ白になった。

目を真っ赤にしたまま、風雅はふらふらと歩み寄り、問いかけた。

「いつから、知ってたんだ……?」

「それって、そんなに大事なこと?

全部、自分で選んだことでしょ。だったら、その選択の代償は、自分で払うべきじゃない?」

「違う――!

違うんだ、俺はお前を愛してる。ただ茜っていうあのクズ女に騙されて……」

風雅は飛びつくように近づき、夢乃の手をつかんだ。

喉が詰まり、声にならない嗚咽をこらえながら、必死に言葉を絞り出す。

「夢乃、信じてくれ。俺が愛してるのは、ずっとずっとお前だけなんだ。

分かってる。これまでしてきたことは全部俺が悪かった。

でも、この間のお前のわがままも騒ぎも全部気にしない。

この期間に、お前と礼の間に何があったって、それもどうだっていい。

ただ、お前が俺のところに戻ってきてくれればいい。

もう一度やり直そう。な?頼むよ」

まるで、とんでもない冗談を聞かされたみたいに、夢乃は一瞬きょとんとしたあと、ゆっくり立ち上がり、彼の手を振り払った。

そして、冷ややかに笑う。

「愛してる?

それ
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