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【第25話】『瀬田浩二』という名の災難(ウルカ・談)

last update publish date: 2026-08-16 18:40:10

「……またイッたのか?『愛い奴』っていうのは、ウルカみたいな娘の事を言うのだろうな」

 体から力が抜け、背中を浩二さんの胸に預けてしまう。

 ダメだ、サキュバスらしい事が何一つとしてしてあげられていない。口淫とか手淫とか、胸やお尻があれば、ドコをとまでは言えない箇所すら挟んだりだってしてあげられるのに……上も下もつるぺたなこの本体じゃ、情けないくらい何も出来ない。脚も細くて素股も無理とあってはもう、ワタシには本当に微塵も価値が無いのだという事を思い出し、頭の中に冷静さを取り戻した。

 無理に体を動かし、浴槽の端に掴まって脚から降りる。

「どうしたんだ?」

 不思議そうな顔をする浩二さんと向かい合い、そのままの状態で彼の脚に座り直すと、ニヤッと笑われ、「——あぁ、コレが欲しいんだな?」と嬉しそうに言われた。

 ここでサキュバスらしくビシッと淫猥な台詞なりポーズなりが出来たらカッコイイのに、性格的に無理だったワタシは、そうだと頷いて答える事しか出来なかった。

 浩二さんの首に腕を回し、ギ

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