慶吾が、今にもベッドから起き上がって怒鳴り込みに行こうとするのを見て、修平は慌てて彼を止めた。「お父さん、今の体じゃ病院の外に出るだけでも大変なんだから......」慶吾は怒って修平を睨みつける。修平は怖くなって黙ってしまった。「確かにあなたが表に出る必要はありません」凛が口を開く。「あなたは綾辻さんという人物についても、『Q』組織についても何もご存知ではないんですから。だから、たとえあなたが表に出たとしても、対処するのは難しいでしょう。私が今夜ここに来たのは、弁護士を通して霧島グループの意思決定に参加する権限をあなたに与えてもらうためです。私は......」「寝言は寝てから言え!」
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