ふたりがやっとひとつになれた瞬間は、予想以上に圧倒的な感覚だった。今まで別々の存在だった肉体が溶け合っていくような不思議な一体感が全身を包む。気持ちよくて幸せで、なんだかわからない奇妙な感情が込み上げてくる。 「……っ」 胸先をまさぐられ、思わず体が跳ねる。圧倒的な欲に下半身を貫かれ、蓮司の重みも重なって苦しい。 思わず漏れる呻き声に蓮司が気づいて動きを止める。「ひかり。辛くないか?」 「大丈夫……続けて欲しい。やめないで……あなたを、待っていたの」 秘めてきた恋心が花開いたかのように、一気に距離が縮まっていく。現実の身体の繋がりになって初めて実感できる。幸せ過ぎて、泣きたくなるような複雑な感情が渦巻く。 「ゆっくり行くぞ」 蓮司の優しい声に安心した瞬間、最奥で暴れる欲が私を快楽の頂点へと誘っていく。蓮司の背中に爪を立てながら、私は未知なる感覚に翻弄されていた。深いところで繋がった喜びと苦しさが交錯する。 「ひかり」低い声が耳元で響き渡る。汗で濡れた額に優しいキスが降ってくる。「ずっとこうしたかった……」 彼の呟きに笑顔を返した。「私も」 蓮司と同じ気持ちだと知れて嬉しい反面、全てを曝け出すのが怖い。 かわいくない女だと思われていないか? よがり狂ってはしたないと思われないか? きっと他に何人も関係してきたであろう他の女性と比べて見劣りしていないか? 不安は尽きない。 「なんでそんな顔しているんだ」 「だって……不安で」 「どう不安? 教えて」 「そ……れはっ、あ……ッ」 「言うまで焦らす」 耳元で囁き、耳朶を食み、ぷくりと立ち上がった敏感な突起を指先で転がす。「だめっ……」 緩急をつけながら全身を攻められ、奥もゴリゴリと雄槍で刺激され、なにもかもが蓮司でいっぱいで、おかしくなりそう。「いつまで耐えられるかな」 意地悪な笑みを浮かべ、私の奥を突いてくる。かと思えば胸先ばかりをいじめてくる。懇願しても無視され、しまいには達しそうになる体への刺激を止めてしまう。「も……許して……」 「じゃあ言って」 「言ったら嫌いになるよきっと……」 「ならないよ」 優しく口づけされた。「俺はもう、君に溺れてる。ぜんぶ見せて欲しい。ひかりのことをもっと知りたい」 甘く囁かれると、蓮司をきつく締めあげてしまう。
Last Updated : 2025-11-19 Read more