そして、それからの二週間は、いつでも社長がこの家に帰ってきて気持ちよく過ごせるように、足りない備品は買いに行ってストックして、料理のレシピの習得や作り置きの準備に毎日勤しむ。うん、作り置きもけっこう作れたな。こうやって調べてみると、案外長く日持ちする美味しそうなレシピ結構あるもんだな。社長いない間に、気を遣わずゆっくり作ることも出来るし、まとめて作り置きしておけば節約も無駄な時間短縮も出来るし、案外これありだよな。とりあえず自分のメモ的に忘れないように、何が作ってあるかの一覧を作っておいて……。もう少ししたら二週間にはなるから、もし急遽社長が何も食べずに帰って来た時、あたしが万が一いなくてもいつでも何かしらすぐに食べれるように、社長へのメッセージも残しておくかな。えーっと、それぞれどれだけ日持ちするかと、どの料理をどう食べればいいかを細かく書いて……。“好きな時に食べてください” と、いつでも食べることが出来るように、とりあえずメッセージを置いておく。まぁまだ社長からまだ何も帰ってくるとかの連絡もないけどさ。でもまぁ予定ではちょうど二日後の週明けくらいが二週間だし、もうそろそろ帰ってくるかもだしな。っていうか、忙しければ滞在も延びるかもって言ってたっけ。どうなんだろう。逆に延びたりするのかな。間でも、別に今何してるとかどこにいるとかの連絡もなかったしな。いや、そりゃな。彼女でもなんでもないし。こっちはただ勝手に居候させてもらってるだけだし。そんなマメに連絡するような間柄じゃないけどさ。でも……。もし出張前に、あの気まずいやり取りがなかったとしたら、もしかしたら、少しくらいは何か連絡くれたのかもしれないなんて、考えても仕方のないことを思ってしまう。だけど、もしそうだとしたら、あたしも別に遠慮することもなく、"そちらはどうですか?"くらいの連絡は出来ていたかもしれない。離れていてもあたしの存在を忘れてほしくなくて、たまに存在アピールすることくらいは出来ていたかもしれない。だけど、さすがになぁ~。あんな状況のあとでは、さすがに何も出来ないや。社長も出張の間に、あたしのこと考えてるのかもわかんないけど。って、あたしのことじゃなく、あたしとのことね……!いや、一言違うだけで随分厚かましい言い方になっちゃうな。あたしとの関係
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