聞きようによっては甘い賢吾の言葉に対して、和彦はどんな顔をすればいいのかわからない。困惑して、うかがうように見つめると、獰猛な笑みを向けられた。「――この俺に気をつかわせるなんざ、大したオンナだ」 賢吾のその言葉と、貪るような激しい口づけに、和彦は陥落する。体だけでなく心まで、賢吾の〈オンナ〉として求められることを望んでいた。「いい顔だ、先生。俺が欲しくなっただろ?」 傲慢な物言いにすら、官能を刺激される。唇を軽く吸い上げられた和彦は、小さく頷いた。次の瞬間、手荒な動作で腕を掴まれ、ソファに連れて行かれる。ただし、座ったのは賢吾だけだった。 鷹揚に両足を開いた賢吾の意図を察し、和彦は羞恥と屈辱に全身を熱くしながら、反面、身悶えしたくなるような興奮を覚える。 命令される前に賢吾の足元に膝をつくと、ベルトを外し、スラックスの前を寛げる。 引き出した賢吾のものは、すでに熱く高ぶっていた。息を呑む和彦の髪を優しい手つきで梳き上げながら、賢吾が言った。「さあ、たっぷり愛してくれ」 さほど抵抗を覚えることなく、和彦は賢吾の両足の間に顔を伏せると、まずは欲望に丹念に舌を這わせる。根元から舐め上げ、括れを舌先でくすぐり、先端をたっぷり舐め回す。そうしながら、指の輪で根元から扱き上げてやる。 心の内をなかなか読ませない賢吾だが、欲望の高ぶりだけは明け透けなほど晒してくれる。和彦の手の中で賢吾のものは逞しく脈打ち、熱くなっていた。 賢吾のものを愛撫しながら、和彦自身も官能が高まる。熱を帯びた吐息をこぼすと、賢吾の手が後頭部にかかり、力を込められる。「んうっ……」 口腔に賢吾のものを含むが、それだけでは満足できないらしく、さらに賢吾に頭を押さえつけられていた。 口腔を、賢吾のもので犯される。苦しさに息を詰めた和彦だが、喉につくほど押し込まれた熱い塊を吐き出すことは許されない。「――先生の尻と同じだな。奥がヌルヌルと蠢いて、よく締まってる」 頭上から降ってきた賢吾の言葉に、和彦は上目遣いで睨みつける。そんな和彦のあごの下を賢吾が指先でくすぐってきた。「そ
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