指では届かなかった部分すら、鷹津の欲望は容赦なく押し開いていく。和彦は上体を捩るようにして苦痛から逃れようとするが、一方で、鷹津に支配された腰は、突き上げられるたびに淫らに蠢く。その対比を鷹津は楽しんでいるようだった。「……初めての男は、お前をどこまで開発してくれたんだろうな」 そんなことを洩らしながら、いつの間にか身を起こした和彦のものを片手に握り、律動に合わせて上下に扱いてくる。「いっ……、あっ、触る、な」「こんなに嬉しそうに涎を垂らしておいて、何言ってやがる。――尻がいいのか? ビクビクと痙攣しまくってるぞ」 両足を抱えられ、内奥深くを抉るように突き上げられる。これ以上なくしっかりと、鷹津と繋がったのだ。 息を喘がせる和彦の顔を、鷹津が見下ろしてくる。嫌な笑いはその顔にはなく、欲望が滾る目だけが、率直な感情を表しているようだ。 顔を近づけてきた鷹津に唇を吸われ、思わず吐息をこぼす。体全体で鷹津の重みを、体の内で鷹津の欲望の熱さを感じながら和彦は、差し出した舌を絡め合っていた。貪り合うような口づけを交わしながら、両腕を鷹津の背に回す。「初めて男と寝たとき、こんなふうに甘えたのか?」 口づけの合間に鷹津にまた問いかけられる。「過去はともかく、少なくとも今は、あんたに甘えてなんて、いないだろ」「そうか?」 乱暴に腰を突き上げられ、悲鳴を上げた和彦は鷹津の背にしがみつく。「うあっ、うっ、うっ、んううっ――」 口ではどれだけ強がろうが、体は鷹津を受け入れ、媚びてさえいた。内奥を抉られ、掻き回されるたびに、逞しい欲望をきつく締め付けてしまう。 鷹津に唆されて体を引き起こされると、互いに座った姿勢で向き合う。もちろん、繋がったままだ。 内奥深くでふてぶてしい存在感を示す欲望が、和彦の官能を否応なく引きずり出す。ヒクリと背をしならせて反応すると、鷹津は露骨に腰を動かしてくる。鷹津の肩に掴まりながら和彦は、必死に自分を保とうとしたが、強引に唇を塞がれ、引き出された舌を吸われているうちに乱れていく。 鷹津の腕の中で掠
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