玲衣は感激して莉亜を抱きしめた。「これからのプロジェクト、ちゃんと頑張るわ」「それじゃあ、よろしく頼むわね……」二人が話していると、しばらくして莉亜が突然、大学時代に一番好きだった屋台の多いストリートでご飯を食べようと提案した。玲衣はすぐに賛成した。「私も前からあそこに行きたかったんだよ。あなたは今もうあのような屋台に行かないと思ってたわ。行こう行こう、今日は私のおごりよ!」これは二人の大学時代の共通の思い出だった。そのストリートは学校の近くの歩行者天国の近くにあり、いつも賑わっていた。今日は小雨が降っていて、屋台の隣の席には透明な雨よけテントが張られていた。二人は賑やかにその中に座り、テーブルいっぱいに焼き鳥を注文して、一緒に食べ始めた。「昔から、どうやって作ったらこんなに美味しくなるんだろうって知りたかったんだよね……」莉亜が焼き鳥を一口食べた。「覚えてる?私たちが初めてここに来た時も、同じようにこんな雨の日だったっけ?」玲衣は思い出そうと努力し、うなずいた。「ああ、そうだった気がするね。あの時、あなた、モツ焼きは好きじゃないって言ってたよね」「そうなの、昔からモツは苦手で……そんなこと、ずっと覚えててくれるなんて」二人は話しながら食べていた。食べている時は何ともなかったが、帰るとき、莉亜が突然お腹を押さえた。お腹が抉られるような痛みが走った……玲衣に車を止めてもらおうとしたが、いつの間にか車は道端に停まっていた。玲衣も同じで、顔面は真っ青だった。「やばいよ、食べることに夢中で忘れてたけど、大学の時もこれで胃腸炎になったんだった!」二人揃って病院に運ばれた。検査結果はやはり胃腸炎で、屋台で普段あまり食べない脂質の多いものと辛いものを一気に食べたせいだと言われた。医者は二人が何を食べたかを知ると、ため息をついた。「いい大人で、立派な仕事をしているのに、しっかりと注意してください」医者の小言を聞いて、莉亜と玲衣は顔を見合わせ、二人ともうつむいて、誰も反論できなかった。確かにその通りだった。しかし、医者が離れると、二人は顔を見合わせて、思わずまた笑い出した。「これからは、食べる前に今の歳をちゃんと考えてくださいね……十代の頃と比べるとどうしても体の変化というものはありますからね
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