女装メイドと婚約破棄された悪役令嬢は、幸せな結末を目指します의 모든 챕터: 챕터 191 - 챕터 200

354 챕터

第191話

イザベラはアレクサンドに微笑まれただけで頬を染めてしまう。きっと彼女が好きなのはアレクサンドの方だ。それは理解しているはずなのに、彼女もステファンが好きなのだと考えると胸に暗い感情が湧いて出てきてしまう。イザベラもステファンが好き、みんなが仲が良い世界なら、それで良いはずなのに。(ああ、私……)そこではじめて、メロディはその感情を理解した。(ステファン様が好きなんだわ)平民の女友達から聞いていても、よく理解できなかった感情だ。誰かが誰かを独占したいとか、そんなのは良くないと思っていたのに、今自分はステファンと一番仲が良く、彼を一番知っているのは自分でありたいと思っている。(でも、ステファン様にはアマトリアン嬢という婚約者がいるし。イザベラ嬢も、アレクサンド様にはリリアンナ嬢という婚約者がいる……私達、同じなのね)そこまで考えると、黒いもやもやとした感情が消えていくのが分かった。自分と同じように、きっとイザベラも悩んでいるはずだ。この感情は、自分一人のものではないのだと思い彼女は胸を撫で下ろす。その二組がまさか婚約解消を考えているなんてことを、メロディは知らなかった。  ***  「それなら、僕なんかどうですか?」そう言って目の前に現れたセドリックを見た途端、ロミーナは顔を青ざめさせた。対するセドリックはといえば、大きな菫色の瞳を細めて優しそうに微笑んでいる。ブロンドの髪が陽光に煌めいて、彼の機嫌の良さを表しているようだった。「セドリック様……どうしてここニ⁉ ちゃんと撒いたはズ!」ロミーナは彼を見てそう叫ぶ。こそこそ隠れていると思ったら、どうやらセドリックから逃げていたようだ。後ろに下がっていくロミーナとは対照的に、セドリックはず
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第192話

私はてっきり、ロミーナとセドリックは友人として仲良くしているのだと思っていたから。男女や年齢の差がありロミーナは遠慮してしまうが、その程度の問題だろうと。実際は、セドリックの距離感があまりにも近すぎると言うのだ。セドリックがロミーナに懐き、仲良くしようと思っているのは分かる。それにしても、あまりにぐいぐい来られてしまい引いてしまったというのだ。今回の件も、そのことがありセドリックに相談はできなかった。彼に相談したら、何をしでかすか分からないからと。今思うと、ゲームではメロディは「人類皆友達!」みたいな思想の女の子だった。平民として近所の人々と協力して生活してきた分、面倒見はよく年下からも慕われやすい。ゲームでのセドリックも、メロディのそんな面に惹かれていたのだろう。昔、ライハラ連合国で親戚たちと兄弟同然に育ったというロミーナは、それに近しいものがある。きっとセドリックはそこに惹かれ、懐いたのだ。しかし、問題はそれ以外のメロディとロミーナの差だ。メロディは平民育ちでよく言えばフレンドリー、悪く言えば距離感の近いコミュニケーションを取る人間。対してロミーナは、良くも悪くも貴族の令嬢としての意識が抜けていない。親しくはするが、一定以上はむやみに入り込まないのが貴族としての常識的な行動だ。メロディには通用した距離感がロミーナには通用しない。そして、セドリック自身に悪気は全くない。「別ニ、セドリック様のことは嫌いではないんでス。親しくしてくれるのモ、気を使ってくれるのも嬉しいト……でモ、これ以上ハ」ロミーナの反応はどうにも煮え切らない。これではセドリックと話す時にどういう方向性に持っていけば良いのか分からない。セドリックとの婚約の話を受け入れるのか、それとも全くその気がないのか。「……ロミーナ嬢は、どう思いましたか? 先程の言葉」「エ?」
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第193話

その日の放課後。帰り支度をしている私の所に、女子生徒がやって来る。「モンリーズ令嬢、失礼致します。お客様がいらしていますわ」あまり普段話すことがない生徒なので何事かと思っていたが、人が来たことを知らせてくれたらしい。お礼を言い廊下に出ると、壁際にセドリックが立っていた。普段上の学年の校舎には来ないからか、二学年目の女子生徒達に囲まれている。「本当に一学年ですの? まあ、飛び級? 素晴らしいわ」「どうして二学年に?」「もしかして、ここに婚約者様でもいらっしゃるの?」「可愛らしい方ね」明らかに一学年目よりも年下だし、小柄で見目の良いセドリックだ。将来のための青田買いと思って、婚約者の座を狙う女子生徒も多かったのだろう。大半の女子生徒よりも背が低いセドリックは、囲んできた女子生徒からの物凄い勢いに圧倒されて困った顔をしている。見ていられず、私は彼の下へ駆け寄った。「私の客人に、何か用ですか?」振り返った女子生徒達は、私を見て顔を青ざめさせる。そりゃ相手が女子生徒の中で学園一の身分を持つ公爵令嬢なのだから当然だ。私に何度もお辞儀をして、彼女達は慌てて去っていった。残されたセドリックはぐったりしている。放課後に話をすると言ってあったため、わざわざここまで迎えに来てくれたらしい。「モンリーズ嬢、お呼びしてしまい申し訳ありません」綺麗に礼をするセドリックは、教育の行き届いたごく一般的な令息にしか見えない。何故あんなにも、ロミーナ相手だと距離感がおかしくなってしまうんだか。「いえ、大丈夫です。食堂で話しますか?」私の言葉にセドリックは頷くと、一緒に王族専用食堂へ向かった。もちろん、途中でシヴァと合流するのも忘れない。さすがに婚約者でもない異性と二人っきりで話すわけにもいかないので、誰かには傍にいてもらわないと。昼食時の喧騒が嘘のように消えた室内は静まり
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第194話

「サンスリード様と何かあったみたいだから、力になりたいと思ってたんですけど、途中から何故か避けられているような気はしていたんです。でも、理由が分からなくて……」落ち込んだ様子のセドリックは、本気でロミーナの身を案じている。「先輩は、怒っていましたか? もう僕のことは嫌いになっていましたか?」本当に純粋にロミーナが好きで、仲良くなりたくて、ただその一心で行動して距離感を間違えてしまっただけ。「そんなことはありません。話を聞いてみても、怒っているというよりも困っているだけみたいでした」「それなら良かったです。嫌われていたら僕、どうしたら良いかと……」私の言葉にセドリックはほっと胸を撫で下ろす。緊張が解けたのか、ようやく体から力が抜けた。安心した笑顔を見せるセドリックは可愛らしい。ゲームでの、あの純粋で明るいセドリックのままだ。「ただ、距離感を間違えてはいけません。私達は貴族。家の話など、触れられたくない話もあります。それを見極めて、遠回しに話したりすることもあるんですから。他人の婚約話なんて家の重要な話なら、尚のことでしょう」「仲良くなったら、そういう話も普通にするかと思ってました……」「親しい女友達ならいざ知らず、セドリック様とロミーナ嬢は異性ですからね?」「同性の友人と異性の友人は違うのですか?」本当に、価値観がズレてしまっているだけなのか。悪意が無いから質が悪い。でも、逆に言えばちゃんと教えてあげれば修正は可能だ。「そうですよ。例えば、先程の私の教室前でご令嬢方に囲まれていましたよね? あれは、どう思いましたか?」「あれこれ言われて、困りました」「それがロミーナ嬢がセドリック様にあれこれ質問されて困っていたのと同じ感情です。近すぎると困ってしまうんですよ」私の言葉に納得したのか、セドリックは真面目な表情で頷いた。理解はしてくれたらしい。
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第195話

翌日。昼食後、私はさっそく例の二人の所へ行った。昼食後、学園祭についての仕事やミーティングを軽く済ませると、その二人は早々に仲良く肩を組みながら食堂を出ていった。セドリックに合図を送り、二人を慌てて追いかける。「レオナルド! マルグリータ!」私の声に二人は振り向いた。マルグリータを後ろから抱きしめるような姿勢のまま歩いていたようで、動きが連動しているのが見ていて面白い。マルグリータは乳白色の髪にいつものようにアップルグリーンのリボンを編み込んでいる。レオナルドに後ろからのしかかられ、少し重さはあるものの、特に苦痛とは思っていないようでなんとも自然な表情だった。レオナルドは二人の時間を邪魔されて一瞬むっとしていたが、私を見るとすぐに表情を緩めた。「姉上! どうかしたんですか?」「二人にお願いがあるの」そこで私は、二人に簡単な説明をした。セドリックは政略結婚ではなく、自分で好きな人を作り婚約をしようとしている。しかし、どうにも恋愛感情がよく分かっていないし、相手にもどう接したら良いのか想像すらつかない。そこで、特に仲が良く、元々レオナルドの一目惚れで婚約した二人にお手本になってもらいたいのだ。話を聞いた二人は、快く了承してくれた。「そういうことでしたら、協力させて下さい。私でお手本になるかは分かりませんが」「婚約したい好きな相手がいるなら、とりあえず“この人と結婚したいです!”ってごねてみると良いぞ」「レオナルドの場合、王族っていう強権があったから成立した物でしょうよ……」私がツッコミを入れると、「あ、そっか」とレオナルドは照れ笑いをした。しかし、これくらい分かりやすいまっすぐな姿勢と言うのも良いだろう。恋愛としての好きな人同士の触れ合いの手本としてはとても分かりやすい。セドリックも押しは強いので、レオナルドを見て上手い引き際をわきまえてくれれば尚良い
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第196話

そんなことをしているセドリックとリリアンナの二人を、ロミーナは不思議そうに眺めていた。リリアンナに相談してからというもの、セドリックはぱったりと自分の所に来なくなった。リリアンナからは、時間がかかるから待っていて欲しいと説明されたのだが、理由はよく分からない。ひとまずセドリックからの猛攻撃がおさまったのはリリアンナのおかげだと思い、最初はほっとしていた。しかし、二日もするとロミーナはよく分からない焦燥感に駆られていた。もうステファンに、一緒に教室に戻ろうと声を掛けることは無い。昼食と学園祭の準備さえ終えれば、後は一人の時間が待っている。一人で教室へ戻り、一人で席について本を読みながら時間を潰す。話しかけられればクラスメイトと話をするが、話が終わればまた一人だ。『先輩!』そうして孤独に過ごす中、流暢なライ語で気軽に話しかけてくれたのがセドリックだった。距離感が近すぎて困っていたのも確かだが、彼がいて孤独や寂しさが癒されていたのも確かだった。そのセドリックも、今はいない。だって、自分から突き放してしまったのだから。そんなある日、リリアンナと話しているセドリックを見かけてつい目で追ってしまった。何をしているのかと思えば、セドリックは照れたように頬を染めて笑っている。自分にも見せたことがない表情や仕草に驚いてしまう。(リリアンナ嬢は美人だし、可愛くて優しい。セドリック様とは、私よりも年も近いし、仲良くなって当然よね)そう思いつつも、よく分からない焦燥感と寂しさは消えない。(今更、何を考えているの? 困ると言って突き放したのも、リリアンナ嬢にお任せしたのも自分。それなのに、リリアンナ嬢とセドリック様に、一緒にいて欲しくないと思うなんて……)話が終わったのか、二人は離れる。その様子を見て、ロミーナはほっとしている自分に気付いた。(馬鹿よね。本当に、愚かだわ) 
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第197話

「明日はよろしくお願いしますね」「ええ、こちらこそよろしくね」ヤコブが部屋を出ていったのを見送り、私も席を立った。廊下に出れば、ドアのすぐ横にシヴァが待機していた。薄暗い中、微動だにせずに一人佇む様子には少しびっくりするけど、私を見ると表情を緩める彼の様子に私もつい微笑んでしまう。「お待たせ。一緒に帰ろう、シヴァ」「はい、お嬢様」私達は二人並んで、もう関係者以外の生徒が全員帰宅してしまった人気のない廊下を歩いていった。「ねえ、シヴァ。明日はせっかくだから、ヴォルフガング様も学園祭に呼ぶんだってアレクサンド様が言ってたの。初日くらいは、一緒に見て回る?」「え、あいつが?」私の言葉にシヴァは驚いていた。王城に行ってからというもの、ヴォルフガングには会えていない。アレクサンドの話によれば、貴賓室で寝泊まりしつつ暇だからと騎士団の訓練場に行っては腕を振るっているらしい。リヒハイム王国の騎士団の中でもヴォルフガングの強さは群を抜いているらしく、そこらの騎士では相手にならず上官達と剣を交えることの方が多いと聞いた。「会いたくないの? 同郷なんでしょう?」「リリーと一緒にいるところを見たら、揶揄ってくるからな」ああ、なるほど。シヴァにとっては、親に恋人と一緒にいるところを見られるようなものなのか。それは確かに恥ずかしい。「リリーも話したいだろうし……しょうがないか」少し考えると、シヴァはそう呟いた。拗ねたような表情は子供みたいだ。彼とヴォルフガングのやり取りを思い出し、つい笑ってしまう。「じゃ、私の担当が終わった後に会いましょう。学園祭、楽しみだね!」明日からのイベントに気分が高まり、私は軽くスキップしてみせた。 学園祭当日。恒例の挨拶を終えると、担当であるイザベラとアレクサンドを残して私達は解散することになった
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第198話

会議室に残された私は、リリアンナによって無慈悲に閉じられてしまった扉の前に立っていた。すぐ後ろにはアレクサンドがいるが、怖くて彼を振り返ることができない。最初は、単純にビジュアルが好みだった。ゲームをプレイして、一番にそれが目につき攻略を頑張ったのだ。それが最推しへと変わっていったのは、ゲームでの交流が進んでいった後。主人公であるメロディとの会話の場面で、吐露した本音の部分。『本当は、自分で良いのか悩みがあったんだよ。能力があったから、できるから、王になるだけ。……僕は空っぽで、そこに本心なんかない』能力があるから、立場があるから王になる。そこに彼自身の楽しみや、人生の喜びはない。そんな彼に同情したし、幸せになって欲しいと思った。それをゲームでメロディを操作しながら、叶えられるのが嬉しくてたまらなかった。アレクサンドの幸せになっていく姿を見ているのが、自分にとっての幸せだった。かつて日本人として生活していた頃。まだ相羽優子だった時、私はとある会社の社長令嬢だった。お金はあるし、両親はいくらでも自由にさせてくれる。でも、その自由と裕福さの代償があった。次期社長をどうするかの決定権は、自分にもいくらか回ってくる。そのために自宅に呼ばれた社員達から、ちやほやされるのが常だった。しかし裏があるのが分かっていて、素直に好意が受け入れられるはずもなく、そんな時に私はただ笑うしかなかった。下心がある好意ほど、気持ちの悪い物はないと思う。周囲から見ればただの善意。拒否すれば自分が悪く言われてしまう。それが分かっているから、笑顔で受け流すしかない。そのうち受け流されていると分かれば、私を睨む人もいる。随分と勝手なものだ。そこに社長令嬢の婿になろうという思惑と、性的な下心が乗れば最悪だ。ねっとりとした目つきに、いい年をして中学生、高校生の娘にそういう視線を向け
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第199話

「なんで、私なんですか? 私なんかを、好きになったのですか?」イザベラからのその質問に、僕は口を閉ざした。いざ真正面から言われると、何故なのか説明するのも難しい。上手い言葉が見つからない。「……誰かの笑顔が見たいと、そう思ったのは生まれてはじめてなんだ」なんとかひねり出したのは、その言葉だけだった。こうして言葉にしてみると、なんと幼稚な話なのか。恥ずかしくなり、僕は顔を赤らめた。人前でそんな顔をしたことはない。動機も激しく、手が震える。緊張、しているのか……?この僕が?思わず口元を押さえた。余計なことを口走ってしまいそうで。王子として生まれてきて、人前に出ようと、他国の王族と会おうと、こんなに緊張することは無かった。それが、目の前の彼女に本音を吐露するだけで、こんなに緊張してしまうとは。「殿下は、私の笑顔が見たいのですか?」イザベラは不思議そうにこちらを見ている。小さく首を傾げる仕草も、きゅっと胸元で握り締めた手も、どうしようもなく愛らしく見えてしまうのだからしょうがない。一度イザベラから視線を逸らせると、僕は息を吐いた。目線を逸らすなど、負けた気分だ。しかし、その相手がイザベラなら嫌な気持ちにならないのだから不思議だ。「そうだ。それは、そう……なんだ、が。くそっ! こういう時、何て言えばいい?」完全に混乱してしまい、思わず暴言を吐いてしまう。髪をぐしゃぐしゃとかき上げると、ぼさぼさの髪の隙間からイザベラが見えた。恥ずかしくなり、再び目を逸らしてしまう。まさかこの僕が、一人の女性相手に取り乱すことがあるなんて。以前は想像もしていなかった。「すまない。その……なんて言えばいいか」「ふふっ」
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第200話

これが僕の精一杯だ。これ以上、どう伝えればいいのか分からない。僕の言葉を受けて、ようやくイザベラがこちらを見た。頬を真っ赤に染めて、目を見開いている。杜若色の目が僕を捉えると同時に、体の力が抜けたのか姿勢が崩れた。咄嗟に彼女を抱きしめ、体を支える。小さく震えているイザベラの姿は小動物みたいで可愛らしい。「私も、です」突然言われた言葉に、最初は理解ができなかった。反応できずにいると、イザベラが顔を上げてこちらを見る。 「私もアレクサンド殿下が好きですわ」 頬を真っ赤に染めながら、微笑むイザベラ。その顔を見ると胸が痛くて、どうにかなってしまいそうで、手に力が入る。さらに強く抱きしめると、イザベラは僕の服の裾を握り締め返してくれた。「……同意と捉えて良いんだよな?」返事を確認する前に、イザベラの顎に手を添える。「んっ⁉」耐え切れなくなり、僕は彼女の唇に自分の唇を重ねた。他に人のいない場所で本当に良かったと思う。念願だったそれは、熱く甘い。薄目を開けて彼女を見ると、驚いているのか眉間に皺が寄っている。体の力を抜いて欲しくて背中に指を這わせると、後ろにのけぞってしまい唇が離れた。今までになくイザベラの顔が赤い。唇に手を当て、こちらを見ないその表情は、今は確かに僕への好意によるものなんだろう。それが確認できただけでも満足だった。「この後の予定は? 学園祭を一緒に見て回ろうか」今までの焦りとか、混乱とか、そう言った気持ちはすっかり霧散してしまった。今はなんだか気分がいい。「担当は、午後なので……一時間くらいなら」顔を背けたまま呟くイザベラの言葉に、僕は満足げに笑いながら頷く。再び彼女の反応が見てみ
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