それから町民総がかりのお説教が始まった。 自分たちを心配させるな。他の町に力を貸すのもいいけど自分自身のことを考えろ。何でグランディールの町長がスピティのことに首突っ込んでぶっ倒れるんだ、等々。 そしてぼくは……反論できません。はい分かってます。ぼくがいらんことしいだったために勝手に倒れて一週間動けなかったんですよね! はいぼくですぼくが悪いです! ぜーんぶぼくが悪いです! と開き直ることも出来ず、許されるまで正座でお説教聞きました。ぼくもうアナイナのこと言えないよ、ぼくが絶対的に悪いんだから! 年長組は何となくやれやれ的な雰囲気でこっちを見てる。 たっぷり一刻はお説教されて、そして足はしっかり痺れました。 痺れて動けないところをわっしょいわっしょい運ばれて、半分ぼくの家化している会議堂の仮眠室に放り込まれて、やっと解散。 ぼくは痺れたまま取り残されました。「町民の総意は分かったか?」「……はい……」 サージュの言葉に、はい、以外に答えられるわけないだろ。「みんなこの一週間、お前を心配してたんだ。まだ言いたいことがあるだろうにここまでで解放してくれたんだからな」「…………はい…………」 しゅーん。「反省してます……」「なら大人しくしてろ。しばらく町長の仕事はないから」「え?」「町民が手分けしてやることになってるから」 サージュはドアを閉めて出て行った。 いっそ仕事があったほうが良かったんだけどなあ。 ベッドにゴロンして溜息一つ。 仕事で忙しくしていれば、余計なこと考えることなく頑張れたのになあ。 部屋で大人しくしてると、自分の馬鹿さ加減を思い知らされて頭を抱えたくなってくる。 スピティのフューラー町長が言った「与えてくれ」は、方法であって、何も丸々任せるって意味じゃなかったんだ。 それを勝手に暴走して作ったのはぼく。 そしてぶっ倒れて寝込んで一週間も滞在する羽目になったぼく。 それでグランディールにもスピティにも心配かけて。「エキャル~?」 空中に声をかけると、少しして窓をつつく音。 窓を開ければ入ってくる緋色の鳥。「エキャル~」 エキャルラットは嬉しそうにぼくの周りを飛び回る。「エキャル~、みんなに怒られちゃったよ~」 緋色の体を抱きしめて頬ずりすれば、ふかふかの肌触り。 鳴かない鳥
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