限界OL、女風のナンバーワン〝レイ〟を指名したら上司の特等席でした のすべてのチャプター: チャプター 11 - チャプター 13

13 チャプター

11.淫らな夜

 観覧車のゴンドラ内で交わされた、熱く、貪るようなキスの余韻。 それは、りとの身体の奥底に眠っていた強烈な性欲の炎に、これ以上ないほどの油を注ぎ込んでいた。 遊園地からハイクラスホテルへ向かうタクシーの中でも、りとは鷲尾と隣り合って座るだけで下腹部がじんと熱を帯び、太ももの内側が疼いて仕方がなかった。 長年長続きしない恋愛ばかりを繰り返し、満たされることのなかった身体の欲求。それが今、この隣に座る完璧な鬼上司によって、限界まで引き上げられているのだ。 ホテルの最上階。予約していた重厚なスイートルームの扉が閉まり、外の喧騒が完全に遮断された――その瞬間だった。「さて、甘崎。まずはシャワーを……」「だめ。シャワーなんて浴びてる余裕、ありません」 いつもならレイ――鷲尾がスマートにエスコートし、彼の手主導で極上の時間が始まる。 しかし今日ばかりは、りとの方が完全に理性を手放していた。 真っ白なダッフルコートを床に乱暴に脱ぎ捨てると、りとは鷲尾のダークグレーのタートルネックの胸ぐらを両手でむんずと掴み、部屋の中央にあるふかふかの巨大なベッドへと彼を乱暴に押し倒したのだ。「なっ……! おい、甘崎……!」 不意を突かれた鷲尾は、されるがままにベッドの端に腰を下ろす形となった。 見下ろしてくるりとの瞳には、天真爛漫なドジっ子部下の面影など微塵もない。そこにあるのは、完全に発情し、オスを求めるメスの熱を帯びた、酷く色っぽい色情の光だった。「……最初にデートしたの、大正解でしたね」 りとは、鷲尾の膝の間に自分の身体を割り込ませるようにして立ち、彼の顔を至近距離から覗き込んだ。「今日一日、遊園地でずっと、ず〜っと焦らされちゃってて。手なんか繋がれたり、優しくされたりして……」 甘く掠れた声で囁きながら、りとは自分の穿いているフレアスカートの裾を、ゆっくりと、見せつけるように太ももの上まで捲り上げた。 現れたのは、淡いピンク色の繊細なレースの下着。 しかし、そのクロッチ部分は、すでに彼女自身の身体から溢れ出した愛液によって、ぐっしょりと濃い色に染まり、太ももの内側にまで透明な蜜が伝い落ちていた。「私、もうここ……すごいことになってますよ」 りとは、自分の指先で、濡れそぼった下着の谷間をツゥッと扇情的に撫で上げた。 クチュッ、と卑猥な水音が、静か
last update最終更新日 : 2026-06-15
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12.馬鹿な女だ

 鷲尾の腰の動きが、次第にコントロールを失っていく。「あ……っ、甘崎、もう、だめだ……っ、離せ……っ」 限界を悟った鷲尾が、りとの髪を掴んで引き剥がそうとする。しかし、りとは彼から離れるどころか、さらに深く根元まで熱の塊を咥え込み、上目遣いで鷲尾を見つめたまま、舌を激しく絡ませた。「……っ! 出すぞ……っ!!」 ズクンッ、と下半身が大きく跳ねた瞬間。鷲尾の先端から、ドクドクと濃厚な白濁の液体が、りとの口内に勢いよく放たれた。 普通なら吐き出したり、むせたりしてしまうほどの量だ。しかし、りとは眉一つひそめることなく、喉をゴクンと鳴らして、それを一滴残らず飲み込んだ。 そして、ゆっくりと鷲尾の熱を口から解放すると、唇の端にわずかに残った白い液体を、色っぽい舌先でペロッと舐め取った。「ん、おいしっ……♡」 とろけるような笑顔と、淫らな台詞。 その光景を見た鷲尾の中で、何かが完全に弾け飛んだ。「……お前は、本当に……っ」 たまらないといったふうに低く呻くと、鷲尾は一瞬で攻守を逆転させた。りとの肩を乱暴に掴み、ベッドのシーツへと押し倒す。「きゃっ……」「たっぷり可愛がってやると言ったな。……俺をここまで煽った責任、きっちり身体で取らせてやる」 鷲尾の目は、完全に飢えたオスのそれだった。 彼は猛獣のような手つきで、りとのフレアスカートを勢いよく脱がせ、愛液でぐっしょりと濡れたレースの下着も一瞬で剥ぎ取った。 露わになったりとの白い肌。その中心にある、すっかり準備を整えてテカテカと光る秘所を目にして、鷲尾の喉仏がゴクリと鳴る。「こんなに濡らして……いやらしい女だ」 鷲尾は顔を沈め、りとの蜜壺を直接舌で貪り始めた。「ああっ……! か、ちょ……そこ、だめぇっ……!」「だめなわけないだろう。さっきの強気はどこへ行った」 鷲尾の舌使いは、先ほどのりとの奉仕を何倍にもして返すような、執拗で情熱的なものだった。最も敏感な真珠の粒を舌先で器用に弾き、溢れ出す蜜をジュルジュルと音を立てて飲み込んでいく。「ひゃああっ! あ、やだ……おかしく、なっちゃう……っ!」 りとの背中が大きく反り返り、シーツを掴む手に力がこもる。 彼女がガクガクと身体を震わせ、一度目の絶頂を迎えた直後――鷲尾は一切の容赦なく、長くしなやかな指を、りとの濡れそぼった奥深くへと一
last update最終更新日 : 2026-06-15
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13.割り切った関係

 熱気と甘い匂いが充満するベッドから這い出し、二人はスイートルームに備え付けられた、ガラス張りの広々としたシャワールームへと向かった。  温かいシャワーの湯が、汗と愛液でべたつく二人の身体を優しく洗い流していく。「……背中、流しますよ」 りとはボディソープをたっぷりと泡立てたスポンジを手に取り、鷲尾の広くて逞しい背中をこすり始めた。  先ほどまで獣のように自分を貪り、愛してくれた男の、引き締まった筋肉の凹凸。ところどころに、自分が絶頂の最中につけてしまった爪痕がうっすらと赤く残っていて、りとは少しだけ顔を熱くした。「……あの、課長」 弾けるシャワーの音に紛れさせるように、りとはふと、ずっと気になっていた疑問を口にした。「ん?」 「課長って……こういうお仕事をしていて、お客さんのこと、好きになったりしないんですか?」 スポンジを動かすりとの手が、ピタリと止まる。  鷲尾はシャワーヘッドから降り注ぐ湯を頭から浴びながら、少しだけ沈黙した後、きっぱりと答えた。「あり得ないな」 「……絶対に、ですか?」 「ああ。それどころか、俺は仕事の場以外でも、特定の誰かに恋愛感情は抱かないようにしている」 振り返った鷲尾の顔は、湯気に包まれて少しぼやけていたが、その切れ長の瞳だけは真剣な光を帯びていた。「もし、特定の誰かを好きだという感情を持ってしまったら……こうしてプロとして客に施術をするたびに、その好きな相手に対して、強い裏切りと罪悪感を覚えるようになるだろうからな。自分の心が別の誰かにある状態で、目の前の客に愛を囁くなど、セラピストとしての矜持が許さない。俺は常に、プロとして完璧なパフォーマンスを提供したいんだ」 それは、極めて論理的で、いかにもプロフェッショナルな彼らしい答えだった。  けれど、りとの耳には、その言葉がどこか〝自分自身に強く言い聞かせている〟ように聞こえた。  絶対に恋愛はしない。してはいけないのだと、見えないルールで自分をきつく縛り付けているような、そんな不器用な響き。 りとは少しだけ胸の奥がチクリと痛むのを感じながらも、わざと明るい声を出した。「なるほどー。プロ意識の塊ですね。じゃあ逆に、お客さんの方から好きになられちゃうことはないんですか? 鷲尾課長、黙っていればすっごくイケメンですし」 「……黙っていれば、とはな
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