観覧車のゴンドラ内で交わされた、熱く、貪るようなキスの余韻。 それは、りとの身体の奥底に眠っていた強烈な性欲の炎に、これ以上ないほどの油を注ぎ込んでいた。 遊園地からハイクラスホテルへ向かうタクシーの中でも、りとは鷲尾と隣り合って座るだけで下腹部がじんと熱を帯び、太ももの内側が疼いて仕方がなかった。 長年長続きしない恋愛ばかりを繰り返し、満たされることのなかった身体の欲求。それが今、この隣に座る完璧な鬼上司によって、限界まで引き上げられているのだ。 ホテルの最上階。予約していた重厚なスイートルームの扉が閉まり、外の喧騒が完全に遮断された――その瞬間だった。「さて、甘崎。まずはシャワーを……」「だめ。シャワーなんて浴びてる余裕、ありません」 いつもならレイ――鷲尾がスマートにエスコートし、彼の手主導で極上の時間が始まる。 しかし今日ばかりは、りとの方が完全に理性を手放していた。 真っ白なダッフルコートを床に乱暴に脱ぎ捨てると、りとは鷲尾のダークグレーのタートルネックの胸ぐらを両手でむんずと掴み、部屋の中央にあるふかふかの巨大なベッドへと彼を乱暴に押し倒したのだ。「なっ……! おい、甘崎……!」 不意を突かれた鷲尾は、されるがままにベッドの端に腰を下ろす形となった。 見下ろしてくるりとの瞳には、天真爛漫なドジっ子部下の面影など微塵もない。そこにあるのは、完全に発情し、オスを求めるメスの熱を帯びた、酷く色っぽい色情の光だった。「……最初にデートしたの、大正解でしたね」 りとは、鷲尾の膝の間に自分の身体を割り込ませるようにして立ち、彼の顔を至近距離から覗き込んだ。「今日一日、遊園地でずっと、ず〜っと焦らされちゃってて。手なんか繋がれたり、優しくされたりして……」 甘く掠れた声で囁きながら、りとは自分の穿いているフレアスカートの裾を、ゆっくりと、見せつけるように太ももの上まで捲り上げた。 現れたのは、淡いピンク色の繊細なレースの下着。 しかし、そのクロッチ部分は、すでに彼女自身の身体から溢れ出した愛液によって、ぐっしょりと濃い色に染まり、太ももの内側にまで透明な蜜が伝い落ちていた。「私、もうここ……すごいことになってますよ」 りとは、自分の指先で、濡れそぼった下着の谷間をツゥッと扇情的に撫で上げた。 クチュッ、と卑猥な水音が、静か
最終更新日 : 2026-06-15 続きを読む